卒業袴のインナーは何を着る?防寒対策やトレンドのレースインナーにも注目!|成人式振袖・卒業式袴レンタル・前撮りなら【TAKAZEN】大阪(梅田・心斎橋・堺)兵庫(神戸三宮・姫路)奈良・橿原の店舗へ 振袖・袴レンタルのTAKAZEN
COLUMN

COLUMN

成人式振袖・卒業式袴選びのお役立ちコラム

コラム2024/03/05

卒業袴のインナーは何を着る?防寒対策やトレンドのレースインナーにも注目!

袴の下にはどんなインナーを着るのかイメージできますか?いつもの下着でいいのか、卒業シーズンの防寒対策にはどんなインナーが必要かなど、Q&A方式で疑問を解消していきます。

伝統衣装である袴を一気に今っぽくするレースインナーについてもご紹介しています。

Q1.袴を着るのは初めて!基本はどんなインナーをつけるの?

袴を着る時にどんな下着をつければいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
着付けの際に着付け師さんに「このインナーは袴に合わない」と注意されると、恥ずかしくなってしまいそうですよね。
まずは、袴を着る時のインナーの基本を知りたいところです。

A1.袴に適した和装インナーがおすすめ

基本的に袴スタイルの時には「和装インナー」を身につけましょう。「肌襦袢(はだじゅばん)」とも呼ばれるもので、素肌の上に身につける肌着の役割があり、気軽に洗えない振袖や袴を汗や皮脂汚れから守ります。綿や絹などの天然素材でできた和装インナーは、水分を吸いやすく透湿性も良いので快適です。
形状は、着物の形をした前身頃を合わせるものや、上半身と下半身のパーツが分かれているツーピース、上下がつながったワンピースタイプなどがあります。和装インナーを一枚持っておくと、振袖や訪問着の着付けにも使えるので便利です。

Q2.いつものインナーじゃダメ?

「きっとこの先も袴を着る機会はそう多くない」という場合、専用の和装インナーを買うのはもったいないと考えるのは自然なことです。普段の洋服を着る時に身につけているインナーで代用したいところですよね。
例えば、冬インナーの定番とも言える薄手の保温インナーや、パーティードレスのインナーに使用するスリップドレスなどで代用することは可能なのでしょうか。

A2.普段のインナーでもOK。うなじや手首、足元からはみ出ないかチェックを

和装の下に着てはいけないインナーは厳密に決まっていないので、普段のインナーを着ても基本的には問題ありません。
しかし、袴スタイルの時はうなじや手首、足元に空間ができて素肌が見えやすいため、目立つ色柄のインナーがのぞくとコーディネートを崩してしまうことも。襟ぐりが広いものや七分袖など、外から見てインナーがはみ出ない形状になっているかを確認しておきましょう。万が一はみ出ても目立たない色のものをチョイスするのもポイントです。

発熱性や保温性の高いインナーは、気温によっては汗ばむこともあります。特に、卒業式の式典会場は室温が高く外気温との差が大きい場合があります。透湿性の少ない生地でできたものは蒸れやすく乾きにくいため、湿ったインナーが冷えて体温を奪う恐れがあるので注意してください。

Q3.和服の時はブラをしないって聞いたことがあるんだけど?


「和服の時はブラジャーをしない」という情報を耳にしたことはありませんか。
実際に、和装インナーの上には長襦袢、振袖といったように、何枚も重ねて着るのでブラジャーをしなくても気にならないかもしれませんが、ブラジャーなしでは心許ないと思う人もいるでしょう。袴スタイルの時にはブラジャーをしても良いのでしょうか。

A3.基本的にはブラジャーをしない。するならワイヤーなどの締め付け感がないことが大事

袴だけでなく振袖や訪問着、浴衣などを着る際も同様に、ブラジャーをしないというのが定説です。厳密には、普段身につける洋装用のブラジャーは和装と相性が良くないという意味でそう言われています。なぜなら、洋装用のブラジャーは胸の形を整えて見せるために硬いワイヤーが入っているものが多く、腰紐や帯をキツめに締めた時に苦しくなるからです。
着付けの時には問題なくても、長時間慣れない袴スタイルでいるとだんだん痛みが強くなるケースもあります。

ブラジャーをしたいなら、ワイヤーの入った補正力の高いものは避けましょう。ノンワイヤーのものやサイズにゆとりのあるブラトップなどがおすすめです。

Q4.袴の下は素足じゃ寒そう・・・何を履けばいい?

ロングスカートのようなゆったりしたシルエットが魅力の袴ですが、その下はショーツだけなのでしょうか。寒い季節にはスカートの下にストッキングやタイツを履くように、素足じゃ寒そうな袴の時も何か履きたいですよね。何を履くと安心なのでしょうか。

A4.防寒対策は必須。履物によってアイテムは変わります

防寒対策としてのインナーは冷えやすい下半身こそ重要です。ストッキングやタイツでしっかり防寒しましょう。選び方のポイントは、履くものが何かによります。

和装の定番の草履は足先が二股に分かれているので、足先を覆うストッキングやタイツは適しません。足首までの和装用ストッキングやスパッツ、土踏まずにひっかけるレギンスなどを選びましょう。
一方で、ブーツの場合は足先まで覆うタイツと靴下でも問題ありません。ただし、ブーツを脱いで座敷に上がる場合は、靴下よりも足袋のほうが見栄えがします。その際は草履と同じように、足袋とスパッツなどの組み合わせがおすすめです。

Q5.すごく冷え性だから、カイロが手放せないんだけど!

「冬になると毎日カイロが手放せない」という人は、袴スタイルの時にもカイロをしておきたいものですよね。卒業シーズンの2〜3月はまだまだ寒いので、カイロなしでは考えられないという人も多いでしょう。いつものように、腰やお腹にカイロを忍ばせておいても良いのでしょうか。

A5.貼るカイロは要注意!のぼせると大変です

冷え性の人の心強い味方であるカイロは、袴スタイルの時でもぜひ持っておくと良いアイテムです。袴スタイルでは、うなじや手首、足元に空間ができるため、首が詰まった洋服よりも冷えやすい状況です。

ただし、貼るカイロは避けるほうが良いでしょう。インナーにカイロをつけて袴を着てしまうと、簡単に外すことができません。自分で体温調整をしにくくなるので、のぼせてしまうこともあります。
肌に接するように貼ってしまうと低温やけどにつながる恐れもあるため注意が必要です。大切な晴れの日に体調を崩してしまうと台無しですよね。カイロなどの防寒対策は、手に持つタイプのもので最低限に留めておくのがコツです。

Q6.袴スタイルって今っぽくできないの?


袴スタイルでは古典的な着こなししかできなさそう…というイメージを持つ人もいるかもしれません。袴スタイルを今っぽくアップグレードできるようなテクニックや、トレンド感を表現するアイテムはあるのでしょうか。

A6.トレンド感たっぷりのレースインナーで個性的に!


卒業袴として長く支持されてきている袴は、大正時代の女学生の定番ファッションです。古風な雰囲気が魅力のスタイルですが、インナーの選び方でトレンド感のある着こなしをすることも可能です。
例えば、「レースインナー」と呼ばれるアイテムは、近年人気を集めています。首周りの生地が立ちあがっているハイネックやモックネックのタイプ、手首や足元がたっぷりとしたドレープ状になっているタイプなどがあります。和の装いに洋風の要素が加わって、和洋折衷のストリート感を生み出すことができます。

袴スタイルにレースインナーを上手に取り入れるポイントは、髪飾りや帯などにも洋風アイテムを取り入れることです。同素材のレース素材が相性が良いのは言うまでもありません。他にも、パールやレザー、ビジューといった素材を使ったリボンやタッセルを組み合わせると、着こなしにテーマが生まれてオリジナリティのあるコーディネートになります。

まとめ

初めて袴を着る人には疑問だらけのインナー事情ですが、事前に知っておくことで大切な1日を快適に過ごせます。当日になって着付けの場で困らないように、卒業式当日の流れをイメージしてシミュレーションしておきましょう。

袴コーディネートを取り扱うTAKAZENでは、袴の基本アイテムをレンタルまたは購入頂くことができます。セット品の中にはインナーは含まれていないので、着付けの際にはご自身で用意できるものを持参してくださいね。わからないことはショップのスタッフに相談してみてください。

TAKAZENが運営するFURISODE DOLLでも、自宅にいながらオンラインで袴スタイルを選ぶことができます。トレンド感たっぷりのレースインナーも単品でレンタルできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

  • 袴を着る機会ってどんな時?袴の基礎知識と着るメリットを紹介

    コラム 2022/08/01

    袴を着る機会ってどんな時?袴の基礎知識と着るメリットを紹介

  • 袴を着る時の下着はどうすれば良い?普段の下着を代用する際の注意点や防寒対策を解説

    コラム 2022/08/01

    袴を着る時の下着はどうすれば良い?普段の下着を代用する際の注意点や防寒対策を解説

  • 袴の丈(サイズ)はどう選ぶ?選び方のポイントと調整方法を解説

    コラム 2023/07/28

    袴の丈(サイズ)はどう選ぶ?選び方のポイントと調整方法を解説

  • 半襟選びで印象が変わる!半襟の選び方を色・柄別に解説

    コラム 2022/04/27

    半襟選びで印象が変わる!半襟の選び方を色・柄別に解説