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成人式振袖・卒業式袴選びのお役立ちコラム

コラム2022/05/10

成人式以外に振袖を着る機会はある?訪問着として仕立て直すのはあり?

ふりそで


成人式の際に振袖を購入したのはいいものの、今後どのような機会で振袖を着られるのかわからないという方もいるのではないでしょうか。せっかく買った振袖は、できれば何度も着たいですよね。今回は成人式以外で振袖を着るタイミングや、訪問着として着たい場合はどのようにしたら良いのかをご紹介します。

成人式以外で振袖を着る機会はある?

成人式の服装といえば振袖が定番だといえますが、その日のために用意した豪華な振袖の着用を成人式の一度切りにしておくのはもったいないものです。ここでは、成人式以外で振袖を着るのにおすすめのタイミングについてご紹介します。

結婚式や披露宴に招待されたとき

未婚女性の第一礼装である振袖は、結婚式や披露宴にゲストとして参加する際に着用すると「お祝いの場を華やかにする」とされています。振袖に施された柄には、幸福や繁栄、長寿といった意味が込められていることもあるので、縁起の面からいってもふさわしいといえるでしょう。しかし主役である新郎新婦を立てるためにも、控えめな着こなしを心掛けることが重要です。例えば帯の結び方や髪飾りをシンプルにする、重ね襟や帯締めの色のトーンを抑えるといった配慮をしましょう。

卒業式では袴を合わせてイメージチェンジ

成人式は一般的には短大や専門学校の卒業式と同時期に行われます。卒業式の際に振袖と袴を合わせて出席するのも良いでしょう。袴のみレンタルすることで、費用を抑えながら振袖を活かした着こなしができます。
卒業式の際、成人式用の中振袖を合わせてもマナー違反にはなりませんが、袴を着るときの振袖としては一般的に一番袖の短い「小振袖」が選ばれます。袴スタイルのときは、背丈に対して袖が長いと着こなしのバランスが良くない場合があるため、ヒールのあるブーツを合わせて調整する方法もあります。

お正月の初詣

日本らしく新年を味わうなら、初詣の際に振袖を着ていくのもおすすめです。成人式や結婚式と同様にお正月も「ハレの日」だといえ、ハレの日には晴れ着がふさわしいといえるでしょう。
洋服とは異なる歩き方や身振りが必要な振袖を着ると、厳かな和の文化を体感することができます。年に一度のお正月という節目を、姿勢を正して清々しい気持ちで過ごしてみてはいかがでしょうか。

祝賀会や格式が高いパーティー

振袖は日本のフォーマルな民族衣装であるため、祝賀会や格式が高いパーティーに出席する際にもふさわしい召し物です。
立食やテーブルへの着席など、洋風のスタイルで開催されることの多いパーティーですが、和装の振袖姿は注目の的になるでしょう。特に、海外のゲストが多いグローバルな場面では、日本文化を演出するという意味でも着用することをおすすめします。会話のきっかけになるなど、コミュニケーションにも役立つ場合があります。
しかし振袖を着ているときは注目を集めるだけに、所作には特に配慮しなければなりません。振袖の長い裾を食事で汚してしまったり裾を引っ掛けて躓いてしまったり、ということにならないよう気をつけてください。

お見合い

お見合いをする機会の服装としても、振袖はおすすめです。従来はお見合い写真に振袖姿を写すことも、少なくありませんでした。特にかしこまった縁談の場合、ホテルや料亭で行うこともあるので、フォーマルな振袖で伺うと良いでしょう。
滅多に着ない振袖を身につけることで自然と背筋が伸び、仕草もたおやかになるものです。大事なお見合いの場面で、おしとやかな印象を与える効果が期待できます。
しかし「お見合いは緊張してしまいそう」という場合は、日頃着慣れない振袖での振る舞いをより難しく感じるかもしれません。不安に感じる場合は、事前に振袖を着て食事をしてみるなどの練習をしておいてもいいでしょう。

結納

日本の風習である結納の儀式でも、振袖を身につけて良いとされています。フォーマルな雰囲気が生まれ、集まった両家のご家族も喜ばれるでしょう。
結納は結婚式目前の最後のハレの日です。特に成人式の振袖がおめでたい赤色や優雅なピンクや白のものであれば、特別な1日を華やかに演出することができます。しかし黒や濃紺、紫といった濃い引き締め色の場合は、柄の派手さにもよりますが避ける方が無難でしょう。加えて、柄は松竹梅や桜、扇、鶴などの吉祥文様がふさわしいと考えられます。
さらに、結納は当の2人だけでなく両家の家族が集まるものであるため、周囲との服装のバランスには気をつける必要があります。振袖を着ることを事前に伝えて、可能であれば両家の母親にも着物で出てもらうのがオーソドックスなルールとされています。

仕立て直せばより気軽に使えるようになる

訪問着
せっかく購入した振袖を何度も着用したいなら、訪問着として袖を短く仕立て直すことも検討してみてはいかがでしょうか。振袖は未婚女性の第一礼装ですが、訪問着であれば未婚・既婚を問わず着用することができます。加えて、訪問着は準礼装・略式礼装の格付けであるため、フォーマルながら着用できるシーンが増えます。例えば、観劇などの娯楽や子どものお宮参り、入学式、卒業式や七五三などのイベントに、思い入れのある着物を何度も着ることができるでしょう。
振袖を訪問着に仕立て直すには、長い振袖部分を半分程度に縮める必要があります。色や柄によっては仕立て直しにくい振袖があるため、購入の際には店舗などで事前に確認しておくことをおすすめします。
ここでは、一般的に訪問着にしやすいといわれている柄やデザインの振袖と、訪問着にしにくいといわれている柄やデザインの振袖についてご紹介します。

訪問着にしやすい振袖

縁起の良い毬柄シンプル古典(金彩刺繍京友禅) 黒/オレンジ 21021
縁起の良い毬柄シンプル古典(金彩刺繍京友禅) 黒/オレンジ 21021

落ち着いた地色で柄が派手すぎない振袖は、訪問着にしても素敵に仕上がるでしょう。
訪問着としては、パステルカラーなどの柔らかい色や彩度の低い落ち着いた地色のものが一般的です。そのため、振袖の地色がそのような落ち着いた色である場合は心配することはないでしょう。
なかには、あらかじめ仕立て直すことが想定されたデザインの振袖もあります。例えば柄が袖の下部と胸の横あたりの部分で分かれているデザインであれば、その間を切り落とすことで訪問着として仕立て直すことができます。近年人気の無地に近いモードなデザインも、訪問着に仕立て直すことでより粋な雰囲気に仕上げられるでしょう。

訪問着にしにくい振袖

個性的おしゃれレトロ古典(ポップ派手可愛い) 黒/赤/ブルー(水色) 22003
個性的おしゃれレトロ古典(ポップ派手可愛い) 黒/赤/ブルー(水色) 22003

振袖の地色が、赤や黄色などの鮮やかなビビッドカラーや、個性的なパッションピンク、ターコイズブルーなどの目の覚めるようなカラーである場合は、訪問着としては派手な印象を与えるためふさわしくないと考えられます。この場合は、振袖の仕立て直しではなく生地の染め直しをする必要があります。
加えて、袖部分の全体に大きな柄が入っているものは、袖の下部分を落とすと柄が途切れて、中途半端なデザインになってしまいます。さらに地色と柄のコントラストが強いデザインも、訪問着としては派手さが目についてしまうでしょう。桜などの季節感を表す柄も、出かけるシーズンに合わないことがあるため注意が必要です。
振袖を購入する際にはあらかじめ訪問着に仕立て直すことを想定して、地色や柄をチェックしておくことをおすすめします。

振袖を購入するメリット

一般的に、振袖は手頃な値段とはいえないため、購入をためらう方も多いかもしれません。しかし振袖を購入しておくと、急にお見合いやパーティーへの参加が決まったときにも着用することができるうえに、訪問着に仕立て直すことでさまざまな場面で活用できるというメリットがあります。
都度着物をレンタルする場合、借りる度に好きなデザインを選んで楽しむこともできますが、何度もレンタルすると費用が嵩むでしょう。
振袖は和装小物の選び方やヘアメイク次第で印象を大きく変えられるため、同じ振袖を何度も着る場合でもそれほどマンネリを感じることはないといえます。加えて、購入した振袖をそのまま手元に残しておき、代々受け継ぐのも良いでしょう。振袖は洋服ほど流行り廃りがないとされており、時代が変わっても着用することができます。成人式の場面のみでなく長い目でみると、振袖を購入することのメリットは多いといえます。

まとめ

着物
振袖を着るのにふさわしい機会は、成人式の一度きりというわけではありません。結婚式やパーティーなどのフォーマルな場面や初詣など、チャンスは何度もあります。
振袖&袴レンタルショップ・スタジオのTAKAZENなら、レンタルとお買い上げのどちらのプランもご用意があります。オンラインでデザインを閲覧できるため、成人式のみではなく、他の機会に着ることも想像しながらチェックしてみてはいかがでしょうか。
大事な場面で振袖を着用することで、よりその場が華やかになるだけでなく、自分自身の背筋も伸びて凛とした気分になるでしょう。ぜひさまざまな機会で着用することを考えて、振袖を選んでみてください。

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