
COLUMN
成人式振袖・卒業式袴選びのお役立ちコラム
コラム2022/05/10
振袖の人気の色や柄は?成人式で個性を出すための方法もご紹介
振袖を選ぶときはまず色から決めるという人も多いでしょう。振袖にはさまざまな色や柄があるのでなかなか決まらずに悩むかもしれません。そこで、本記事では成人式で人気のある振袖の色や柄をご紹介します。
振袖で人気の色
振袖の色は身につける人の印象を左右する重要な役割があります。自分の好みで選ぶだけではなく、どんな印象で見られるかというポイントも知っておくと良いでしょう。ここでは、成人式で人気の振袖の色や、色が与える印象についてご紹介します。
「赤」は王道の人気カラー

成人式の振袖の中でも「赤」は人気カラーとして王道で、多くの人が選ぶ傾向にあります。赤には魔除けや厄除けの意味があり、女性の厄年である18〜20歳が身につける定番色として伝わってきました。
人気があるだけに柄やデザインの種類が豊富で、意外と他の人と同じに見えにくいカラーでもあります。加えて、赤といってもエンジのような渋い赤から、サーモンピンクのような柔らかい赤まで、トーンにもバリエーションがあります。このように、たくさんの色味・デザインの中から選ぶ楽しみも味わえる色です。
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「白」は柄を引き立ててくれる

白は、純粋無垢なイメージを持つ色なので、未来の門出に白紙から歩み出すという意味としてぴったりです。また、地色が白い振袖は、施された意匠の柄や色が映える色です。帯揚げや半襟、バッグなどとのコーディネートも楽しめるでしょう。さらに、白は顔まわりを明るくするレフ板効果もあるので、写真映えも期待できます。
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「青」はかぶりにくい&個性が光る

他の人とかぶりたくないという方は、青系統の振袖をおすすめします。クールな印象を与える青は、思慮深く知的といったスマートな雰囲気を演出できます。そして、明るい水色なら爽やかに、深い紺色なら和の正統派で落ち着きを感じさせることができます。鮮やかなターコイズなら、個性的な印象にもなるでしょう。
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「黒」は高級感と大人っぽさを演出

引き締め色の黒は柄や小物の色とのコントラストが強いので、色鮮やかさやディテールを楽しめます。高級感や優雅さを醸し出すことができ、大人っぽい雰囲気に見せたい方にぴったりです。古典柄だけでなく、個性的なモード系、ヴィンテージ系などにも用いられるカラーです。
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「緑」は上品でおしゃれな雰囲気に

緑はここ数年人気が高まっていることから、デザインのバリエーションが増えているカラーです。かつては日本人には似合わないとされてきましたが、色調の選び方次第では似合う色を見つけられるでしょう。
濃い深緑なら上品で落ち着きのあるイメージ、黄緑は明るい可愛らしさ、青みがかった緑なら洗練されたおしゃれな印象を与えることができます。
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振袖で人気の柄
続いて、振袖で人気の柄についてご紹介します。
花柄

たくさんの花が咲き誇る桜や、幾重にも花びらが重なる牡丹、大ぶりな花びらが優雅に開く百合など、花柄は振袖の定番柄です。例えば、赤系統の地色に花柄を組み合わせたデザインは成人式の振袖として正統派な印象になります。ほかにも、緑色系の牡丹柄は豊かで健康的なイメージになるなど、合わせる地色や柄の色によってもさまざまな雰囲気を演出できます。
扇柄

扇柄は、吉祥文様といって古く中国から伝わった縁起物のモチーフのひとつです。末広がりの形状から「明るい未来」を意味していて、慶事に身につける振袖にぴったりの柄です。
蝶柄

ひらひらと舞う羽が優雅な蝶も、古くから愛される吉祥文様のひとつです。幼虫からさなぎ、蝶へと美しく姿を変えることから、大人への成長を祝う成人式に相応しいでしょう。デザイン次第では、古典柄だけでなく、洋風のモダンな柄としても個性的な雰囲気が楽しめるモチーフです。
鶴柄

純和風の定番を演出するなら、鶴の柄がおすすめです。赤や黒い地色に鶴の柄を施してある振袖は、まさに和の正統派として格調を感じさせることができます。「鶴は千年」という言葉もあるように、長寿の意味も込められる柄です。
松竹梅柄

慶事に用いられる松竹梅も、振袖の人気柄です。寒い時期にも青々とした葉をつける「松」、成長の早い「竹」、春の訪れを表す「梅」には、困難を乗り越えるという意味もあります。素晴らしい人生をという願いを込められるモチーフです。
成人式でさらに個性を出すには?
成人式ではたくさんの人が一堂に会するので、振袖のカラーや柄が他の人とかぶるのではないかと心配になるかもしれません。しかし、いくつかの工夫を加えることで個性を演出することができます。「文様の選び方」「小物の組み合わせ方」「ヘアアレンジ」の3つの視点で個性を出す方法を見ていきましょう。
花柄も文様によって個性を変えられる!
成人式の振袖の柄としてオーソドックスなものはやはり花柄です。人とかぶってしまうと心配になるかもしれませんが、人気があるからこそたくさんのデザインが展開されています。
例えば人気の高い桜柄の場合でも、小花の総柄デザインとメインの柄を大きくあしらったデザインとでは印象が大きく異なります。
ほかにも、バラや百合などの洋風の花をモチーフに選べば古典的な雰囲気は消え、モダンなイメージに仕上げることができます。花柄の中でも、文様の選び方次第でなりたい自分を演出できるでしょう。
小物で他と差をつけて
振袖の着付けにはたくさんの和装小物が必要です。振袖が同じだとしても、顔まわりを印象づける半襟、体の中心にくる帯や帯揚げ、バッグや草履といった小物次第で、全体の雰囲気を変えることができます。
近年では、レースやビーズなどを用いた半襟や帯締め、リボンやパールのアクセントなどを合わせる着こなし方もあります。ありきたりな振袖姿に満足できないという方は、こうしたポイントで個性を見つけるのも楽しいでしょう。
ヘアアレンジもこだわろう!
ヘアアレンジでも個性を出すことができます。全身が写らないスマホの自撮りなどの場合は特に、髪型は個性を表す大事なポイントです。基本的には髪を後頭部で結い上げる「アップスタイル」が定番ですが、頭の上部だけ髪を結って下部分は下ろす「ハーフアップ」でフェミニンな印象にするのも良いでしょう。そのほかにも、左右をアシンメトリーにして印象を変えたり、髪飾りやカチューシャなどでインパクトを出したりと、ヘアアレンジでも個性を楽しむことができます。
振袖の色で選ぶにはどうすれば良い?
たくさんある振袖の色から、なりたい自分を演出するものを探したり、似合うものを探したりするのは案外難しいものです。色を選ぶ場合は、どのようにすれば良いのでしょうか。
お店で店員さんに相談する
WebサイトやSNSをたくさん見ているとお気に入りの着こなしを探すことはできますが、それが自分に似合うかどうか分からないこともあるでしょう。その場合には、ぜひ店舗に足を運んでスタッフさんに選んでもらうことをおすすめします。客観的な意見を着物のプロの視点でアドバイスしてくれます。
振袖&袴レンタルショップ・スタジオのTAKAZENは、関西に5ヶ所の店舗を持ち、プロのスタイリストやスタッフが理想や好みと似合わせのバランスを汲み取りながら振袖選びのアドバイスを行っています。ぜひ、相談してみてください。
パーソナルカラーで選ぶ
たとえ好みの色があっても、自分の肌や髪、瞳の色との相性次第では暗くくすんでしまうことがあります。そんなときは、洋服選びにも取り入れられているパーソナルカラーを振袖の色選びにも活用することをおすすめします。
パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った肌や髪色などのパーツと調和して似合うカラーパレットのことで、「スプリング」「サマー」「オータム」「ウィンター」の基本の4タイプに分けられます。同じピンク色でも、青みがかったピンクや黄色寄りのピンクなど、色にはたくさんの表情があり、どの色が自分に似合うのかを見つけることができます。
まとめ
振袖の色は、その人の個性やなりたい雰囲気を演出する大事な要素です。人気色の「赤」ひとつとっても色調は数限りなく、さらに柄との組み合わせによってバリエーションは無限です。それだけに、振袖の色選びは楽しく、悩ましいものでもあります。成人式の振袖の準備に向け、オンラインや実店舗でたくさんのデザインを目にして、ぜひ、お気に入りの一着を見つけてください。
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