
COLUMN
成人式振袖・卒業式袴選びのお役立ちコラム
コラム2022/12/12
【最新版】成人式の振袖の人気色って?コーディネートのポイントも紹介
成人式は一生に一度です。たくさんの振袖姿の成人が集まる日なので、自分もとっておきの晴れ姿で出席したいと考える人も多いと思います。
振袖選びで重要なポイントのひとつが「色」です。
今回は、振袖の人気色とその特徴や、コーディネートのパターンなどをご紹介します。
成人式の振袖の人気色と特徴
成人式の振袖の決め方は、着物や帯の柄、小物の組み合わせなどいくつかのポイントがありますが、第一印象を決めるのはやはり「振袖の色」です。特に、面積の大きいメインカラーによって、振袖姿の雰囲気は大きく変わります。
ここでは、振袖の人気色と各色の特徴について見ていきましょう。
振袖の定番「赤」

成人式の振袖で不動の人気を誇るのが「赤色」です。少女の可愛らしさと大人の上品さを併せ持つカラーで、柄や小物との組み合わせによってイメージをガラッと変えることができます。
日本人の黄味がかった肌との相性も良いので、振袖の色選びに迷ったら候補としてチェックして欲しい色です。
加えて、日本では古くから「赤色」には厄除けや魔除けの意味があると伝わっているので、伝統的に成人を祝う晴れの日に相応しいという点も定番化している理由です。人気のカラーだけに多くのメーカーがデザイン開発に注力していて、赤色の濃度や柄のバリエーションが豊富です。たくさんの選択肢から選ぶ楽しさも味わえるでしょう。
幅広い色味の「青」

寒色系の「青色」は、清楚で知的なイメージを演出できるカラーです。赤色に次ぐ成人式の振袖の定番カラーと言われています。
紺色系なら古典的な落ち着いた雰囲気になり、明るい水色寄りの色なら爽やかで快活なイメージになります。そして、ターコイズブルーならオリエンタルな個性を感じさせることができるでしょう。
このように青色は色味のバリエーションが豊富なので、試着して印象の変化を実際に確認してみるのもおすすめです。
近年の流行色「緑」

ここ数年、ファッションで人気を集めている流行色といえば「緑色」です。その影響からか、成人式の振袖の色としても人気が高まっています。
振袖にトレンドを取り入れてみたいと考えるなら、ぜひ緑色の振袖をチェックしてみてください。
ナチュラルさを感じさせる緑色の振袖は、身にまとう人の仕草までおだやかに見せる効果も期待できるでしょう。赤色や青色に比べて目立ちにくい色でもあるので、差し色に赤やピンクなどの反対色を用いると、華やかさをプラスすることができます。
清楚感あふれる「白」

「白色」の振袖は花嫁の定番というイメージが強いですが、成人式の振袖としても人気の高いカラーです。「純粋」「清楚」といった印象を与える白い振袖は、大人になり独り立ちする門出の成人式にぴったりの晴れ着といえます。
白いキャンバスのように、帯や小物にどのような色を組み合わせても美しく映えるのが特徴です。
白色は「レフ板効果」といって光を反射して肌色を明るく見せてくれるので、美白効果を狙いたい人にもおすすめです。
大人の気品漂う「黒」

黒い着物といえば喪服や黒留袖などの既婚女性の正装をイメージするかもしれませんが、振袖において「黒色」は人気が高い色です。落ち着いた大人の気品を感じさせるカラーなので、成人式の振袖として着用する場合には華やかな柄のものをおすすめします。
また、赤やゴールドなどの華やかなカラーを組み合わせると、ゴージャスながらも可愛い雰囲気を作ることができます。
引き締めカラーの黒色の振袖はスタイルアップが期待できますが、黒い面積が大きすぎると重苦しさを感じさせてしまうため、帯や小物の組み合わせによってコーディネートに軽やかさを出すよう意識してください。
キュートな印象の「ピンク」

可愛さを全面にアピールしたいならやはり「ピンク」がおすすめです。淡いピンクならおしとやかで優しい雰囲気になり、ビビッドなピンクならポジティブでハッピーな印象を表現できます。
ピンク地に小さな花柄が描かれた振袖は子どもっぽいイメージになる傾向があるので、大人っぽさを演出したいなら大きな柄のデザインを選んでみてください。
日本人の肌の色を引き立てる「黄色」

その場がパッと明るくなるような発色の良さがポイントの「黄色」の振袖も、晴れの日に相応しいカラーです。クリーム色系のベースならほっこりやわらかい雰囲気になり、ビビッドな黄色ならポップでトレンド感のあるイメージになります。
また、カラシ色や黄土色などのくすみカラーにすると、個性的でシックな大人っぽさを表現することができます。
黄色は明度の高いカラーなので、その上に描かれる柄のメリハリが効いて華やかになります。さらに金糸や銀糸は黄色地によく馴染むため、こなれた雰囲気になります。
人気色の振袖コーディネートで他の人と差をつけるポイント
「人気色の振袖が気になるけど、やっぱり人と被りたくない」という人は、帯や小物などの組み合わせを工夫して、コーディネートで差をつけてみましょう。
差し色を効かせる
「差し色」とは、振袖の柄や小物にメインカラーの反対色を用いることです。例えば、赤色の反対色は緑色、青色の反対色は黄色など、隣同士に並べると色の差がはっきりする組み合わせです。
差し色は、面積としては小さくてもグッと目を引くので存在感は大きく、コーディネートのポイントになります。帯、帯締め、帯揚げ、半襟、重ね襟など、差し色を効かせることができる小物はたくさんあります。
その全てに違う差し色を選ぶのは高度なテクニックが必要なので、基本的には小物共通で同じ系統の色を差し色として取り入れると良いでしょう。
ワントーンを極める
今っぽさと個性の両方を追い求めたいなら、メインカラーのワントーンで全身をコーディネートするのがおすすめです。
洋服のファッションでもワントーンコーデが流行していますが、成人式の振袖としても注目を集めています。「振袖も帯も無地」というように思い切って究極のワントーンで攻めると、他の人とかぶる可能性を下げられるでしょう。
しかし、ワントーンは地味にもなりやすいです。レースやレザーといった洋装のアイテムを取り入れるとファッション性が高まるでしょう。
ワントーンコーデはおしゃれの感度が高い人におすすめですが、近年はレンタル振袖の商品にもあらかじめ振袖・帯・小物をセットしたワントーンコーデがみられるようになりました。「自分でコーディネートする自信がない」という人も気軽に選べるようになってきています。
履物や手袋、ヘアメイクで個性を出す
振袖や帯、小物などで差をつける以外にも、コーディネートに個性を出す方法があります。
例えば、草履の代わりにブーツを履き、レースの手袋を合わせるゴシック風の個性的なコーディネートが人気を集めています。
他にも、ヘアスタイルを定番のアップではなく金髪のダウンスタイルにしたり、メイクをビビットな強めカラーにしたりすることでもオリジナリティを演出できるでしょう。
一生で着る機会が限られている振袖姿だからこそ、大胆なスタイルで楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
成人式の振袖選びのキーワードとなる「振袖の色」ですが、なかなか決められないという人も多いでしょう。頭の中だけでイメージするよりも、たくさん振袖のデザインを見て自分の好みの傾向を探ってみてはいかがでしょうか。
振袖&袴レンタルショップ・スタジオのTAKAZENでは、Webサイト上でたくさんの振袖コーディネートの写真をご紹介しています。例えば定番の「赤い振袖」と一口にいっても、可愛い系からかっこいい系、古典柄やモダンテイストなど、さまざまな印象のものがあります。ぜひ、振袖選びの参考にしてみてください。
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