
COLUMN
成人式振袖・卒業式袴選びのお役立ちコラム
コラム2022/06/06
振袖の写真の撮り方・撮られ方を事前にチェック!綺麗に撮るために知っておきたいポイント
振袖を着る貴重な機会に写真を撮るなら、知っておいて欲しいポイントがあります。
プロのカメラマンに撮られる時や、セルフで自撮りをする時、友達の振袖姿を写真におさめる時など、それぞれちょっと気を配るだけでより素敵な写真になります。ぜひ参考にしてみてください。
チェック必須!撮影前の注意ポイント
成人式は一生に一度です。せっかく振袖を着るのなら、晴れ姿を写真に残しておきたいですよね。
ここでは、撮影に向けて知っておきたいポイントをご紹介します。
着崩れには要注意
コーディネートやヘアメイクがどんなにきれいに完成しても、振袖が着崩れてしまっていては台無しです。
普段着なれない和装の場合、歩いたりお手洗いに行ったりするうちに着崩れが起こることがあります。撮影スタジオならプロのカメラマンが着崩れに気づいてくれますが、成人式などで自撮りをする際や友人に撮ってもらう時は特に注意が必要です。
例えば襟元が崩れてないか、おはしょりにシワが寄っていないか、帯揚げが出過ぎていないかなど、意識して自分でチェックしましょう。
加えて、メイクやヘアスタイルの崩れにも気をつけてください。
自撮りは左右反転に気をつけて
スマホで振袖姿を自撮りすることもあるでしょう。スマホのインカメラは左右反転に撮影されるため、SNSで発信する場合やプリントアウトする際には画像を反転させて実際と同じ向きにしてから使用するのがおすすめです。
洋服では気がつきにくいポイントですが、振袖などの和装は襟が「右前」になるのが基本とされています。右前とは、右側の襟を先に体に合わせ、左側を後から重ねる着物の着方です。
襟が「左前」の場合は死装束とされ、縁起が悪いので注意しましょう。友人同士でもチェックすることが大切です。
振袖姿を撮られる時のポイント
さらに、写真を撮られる時にも意識しておきたいポイントがあります。
基本の立ち姿勢を意識する

振袖姿の「基本の立ち姿勢」を意識しておけば、撮影時だけでなく立ち振る舞いそのものが美しくなります。
具体的には、かかとは握りこぶしひとつ分ほど開けて、つま先を揃えて内股にします。あごは軽く引き、頭のてっぺんを糸で吊られているイメージで首と背中を伸ばします。加えて、お腹はしっかり引き込んでおきましょう。指先はきれいに揃えておくと、おしとやかな印象になります。
振袖での立ち姿に自信を持つことができれば、ふいにレンズを向けられた時にも凛とした姿で写真に写ることができるでしょう。
体や目線の角度も気をつける
体や目線の角度にも気を配ることで、さらに美しい姿勢になります。
具体的には、体の左側をレンズに向けて少し斜めになるように立ち、左足を少し引きます。そうすると振袖の柄のメイン部分がきれいに写り、体もすっきり見えます。
目線はオーソドックスにカメラに向けても良いですし、伏し目などもはんなりとした表情にみせることができます。
直線的なフォルムの振袖姿では、姿勢の良し悪しや体型がストレートに現れるので、いつも以上に姿勢を意識しておきましょう。
ポーズのバリエーションを知っておく
基本の立ち姿勢のみでなくその他のポーズのバリエーションを知っておくと、さらにさまざまな雰囲気の写真を残すことができます。
例えば、片手または両手のたもとを広げて柄を見せたり、体の半分だけ振り返る見返り美人ポーズをしたりなど、さまざまな角度で写真に残してもらうのもポイントです。
前撮りの場合は基本的にカメラマンからの指示があるので、照れずにいろんなポーズにチャレンジしてみてください。
振袖姿を撮る時のポイント
成人式の場などでは、友達同士で写真を撮り合うこともあるでしょう。自分で撮影するなら、どんなポイントを意識すると良いのでしょうか。
映えるシーンや時間を狙う
セルフで撮影する時は、背景や時間を意識すると写真の完成度が上がります。
例えば、午前中の屋外はやわらかい自然光なので、曇っていても比較的きれいに写ります。太陽の位置が高い日中よりも影が薄くなるため、着物の生地や帯なども美しく写真に残すことができるでしょう。
屋内の場合はなるべく白い壁や明るい場所を探して撮ると、顔や着物の写りが明るくなります。
光源を意識する
光源を意識するのは写真撮影のセオリーです。上記でやわらかい自然光や明るい場所を選ぶことをおすすめしたように、太陽やライトの位置に注意しましょう。
例えば、あえて逆光を利用するという撮影方法があります。基本的には被写体の背に太陽がある逆光の状態で撮ると、背景が明るくなり被写体が暗くなってしまいます。そこで斜め後ろから光を受ける「半逆光」にすることで、被写体の片側にやさしい光がまわり込み、スポットライトが当たっているような雰囲気のある写真を撮ることができます。
ぜひ、光源を意識することにチャレンジしてみてください。
小物で演出する
20歳の成人を記念して写真を撮るなら、小物で演出するのもおすすめです。
例えば「20」の数字をモチーフにしたバルーンやローソクケーキを添えて撮れば、華やかな写真が出来上がるうえに記念になるでしょう。ほかにも、小さい頃の写真を持って撮り、成長をアピールするのも良いアイデアです。
加えて、和傘といった和装の世界観を広げる小物をつかって撮影するのも人気です。
振袖を着る際に撮っておくべきおすすめの写真
振袖姿の思い出を写真に残す際には、立ち姿だけでなくさまざまなカットを撮っておくのがおすすめです。後悔のないように、家族や友人に撮影を協力してもらいましょう。
着付けシーン
振袖を着る機会そのものが珍しい体験、という人も多いでしょう。貴重な経験を思い出に残すなら、ぜひ振袖の着付けやヘアメイクのシーンも撮ってもらってください。
例えば着付けのスタイリストさんとの打ち合わせシーンや、鏡越しの着付けシーン、帯をギュッと結んでもらう時の表情、ヘアメイクで目を閉じている姿など、さまざまな撮影チャンスがあります。
振袖を着る流れに沿って撮影しておくと、その日の出来事をリアルに振り返ることができます。
小物やヘアスタイル
振袖コーディネートの細部のこだわりも残しておくと、良い思い出になります。全身の振袖姿だけでなく、帯や帯締めの結び方、バッグと草履のセット、振袖に合わせてオーダーした髪飾りやネイルなど、パーツをピックアップして写真におさめましょう。
振袖や小物の選び方で迷った経験や、家族に相談して決めたアイテムなど、成人式にまつわる思い出まで残すことができるでしょう。
何気ないワンシーン
パーフェクトな振袖姿を写真に残すのももちろん大事ですが、ポーズをとっていない何気ない姿もぜひ写真に残してください。式典に向かう道中や食事休憩のシーン、友達と再会した瞬間の一幕、振袖を脱いで普段の服に戻った時の表情など、1日の出来事を切り取るようにたくさん残しておきましょう。
撮影用のおしとやかな微笑みだけでなく、大笑いしている一枚もきっと素敵な思い出になります。等身大の20歳の姿を残して、特別な記念にしてください。
家族との集合写真
友人とだけでなく両親や祖父母など、成長を見守ってくれた家族とも一緒に写真を撮っておきましょう。
成人式は自分の記念ではありますが、周囲の大切な人にとっての節目でもあります。成人以降は家族で写真を撮る機会が減っていく可能性もあるため、家族にもおめかししてもらい、記念の一枚を残してみてはいかがでしょうか。
まとめ
成人式は、一生に一度の大切な節目です。振袖を着るなら、何度でも振り返りたくなるような写真を残したいものです。
振袖&袴レンタルショップ・スタジオのTAKAZENのWebサイトでは、スタジオでの前撮りのようなショットを数多く掲載しています。前撮りでプロのカメラマンに撮影を依頼するなら、好みの写真を見つけておき、「こんなイメージで」と事前に見せながら伝えてみてもいいでしょう。
振袖姿の写真は、美しく可愛く見せるポーズの参考にもなります。ぜひチェックしてみてください。
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