
COLUMN
成人式振袖・卒業式袴選びのお役立ちコラム
コラム2022/09/02
かっこいいだけじゃない!振袖の黒コーディネートおすすめ7選
未婚女性の第一礼装の振袖といっても、黒い振袖は親族でない限り結婚式には相応しくありません。格式高い黒の振袖は、自分が主役となって人生の節目を祝う成人式だからこそ着られる色です。かっこいい系、ゴージャス系、派手可愛い系など、振袖の黒コーディネートの魅力に迫ってみました。
成人式だからこそ「黒」の振袖を選べる
黒い振袖は人気が高く、赤い色の振袖と同様に成人式の鉄板コーディネートと言われています。
その理由のひとつとして、「黒い振袖は結婚式の参列には向かない」ことが挙げられます。一般的な結婚式や披露宴では、親族が正装である黒い留袖を着ることがよくあります。そのため、ゲストの立場で黒い振袖を着ると紛らわしく、見る人によっては「失礼な人だな」と受け取ることもあるでしょう。
そのため、ゲストではなく自分が主役の立場である成人式だからこそ、黒の振袖を選ぶことができるのです。
黒の振袖が似合うのはどんな人?
黒は正装にも用いられる色なので、高貴な印象を与えることができます。クールで神秘的なイメージもあるので、着る人のミステリアスな魅力を引き立てることもできるでしょう。モード系のセンスを感じさせる色でもあり、色白で綺麗めの人の雰囲気によく似合います。
加えて、黒は「収縮色」「後退色」といって、他の色を目立たせる効果があります。普段の洋服で引き締まったシルエットに見せたい時は黒色を選ぶように、振袖も黒を選ぶとスッキリまとまった印象を与えることも可能です。
ただし、黒色は「重量色」「強硬色」にも属する重々しい色でもあります。黒色の分量が多いと重苦しく感じさせることがあるので、配色バランスには注意が必要です。
振袖の黒コーディネートが与える印象
色彩のカテゴリーとして、黒は「無彩色」に属します。光を反射せず、全ての色を遮断、または吸収する色でもあります。そして、「全ての色が重なった色」とも言われています。そんな他の色とは一線を画す存在の黒を振袖コーディネートに選ぶと、格式の高さや重厚感を演出することができるでしょう。
振袖の柄や小物によく使われる金色や、赤・黄・青といった発色の良い色との相性も抜群で、お互いを引き立てる組み合わせです。色や柄、小物など、一つひとつの存在感にメリハリが出て、華やかな印象を与えることができます。
振袖の黒コーディネートのおすすめ7選
格式の高さと引き締め効果などから人気を集める黒い振袖ですが、柄の入り方や小物の組み合わせ方によっては、可愛い系やポップなイメージといったように、さまざまな雰囲気を演出することができます。ここでは、かっこいいだけではない黒い振袖コーディネートの魅力を、実例をもとに7つご紹介していきます。
シンプル古典柄コーディネート

黒色の面積が多めで、一つひとつの古典柄が際立っているメリハリのあるデザインです。金糸を用いた刺繍を施した京友禅なので、着物のグレードとしても高級感があります。
吉祥文様が組み込まれた手毬がアクセントとなり、梅やかんざし、はまぐり、菊といった縁起の良い柄が大きく連なって描かれている点も特長です。柄そのものは古典柄ですが、地色の黒を生かした空間のある柄ゆきがシンプルで、現代っぽい印象も与えることができます。帯や帯締めなどもハッキリとした柄を組み合わせれば、他の人とも被らない華やかな着こなしができるでしょう。
大人系高級古典柄コーディネート

黒の面積と同量以上ある金色の柄がゴージャスな印象を与えてくれます。金駒刺繍や金箔が全体にあしらわれているので立ち振る舞いのたびにキラキラと輝き、高級感のある仕上がりとなっています。金糸の帯の中央に黒い帯締めを締めれば、キリッと引き締まってまとまりのあるコーディネートになるでしょう。
目を引くほどインパクトがありますが、牡丹や扇といった古典柄がしっかりと描かれているので、正統派の品格もあります。派手系ながらも大人っぽい落ち着きも感じさせるデザインといえるでしょう。
派手かわキュート系コーディネート

黒で「可愛い」をアピールするなら、洋風のモダンなバラ柄のデザインがおすすめです。真っ黒な背景に立体感のあるバラがこぼれそうなほど描かれていて、その隙間を金・銀のドットが埋め尽くしている個性的なデザインです。
洋風テイストなので、レースの帯揚げやフリルの重ね襟といった洋風に用いられるディテールがぴったり合います。一生に一度の成人式だからこそ着られるキュートなコーディネートなので、ぜひヘアスタイルもゴージャスな巻き髪で盛ってみてください。
オールブラックワントーンコーディネート

ヴィンテージテイストがお好みなら、オールブラックのワントーンコーデに挑戦してみるのはいかがでしょうか。ポイントで施されたバラ一輪の刺繍や、光を受けて浮かび上がる柄、裾から覗く柄入りの裏地でさりげないこだわりを表現できます。
重ね襟、黒い帯、帯揚げといった小物はレースやフリルでアレンジされている上に、控え目にゴールドが散りばめられているので、成人式に相応しい高級感も出せる着こなしです。
黒総レースの今どきコーディネート

まるでパーティドレスのようなゴージャス感のある黒い総レースの振袖は、今どきコーディネートのひとつです。レースの刺繍には金糸が使われており、体を動かすたび柄の見え方が変わるエレガントなデザインになっています。
ヒールのあるブーツやレースの手袋、黒いファーのヘッドアクセなど、小物までとことんデイテールを合わせていくと、コーディネートの完成度が上がるでしょう。
黒地バラ柄ゴシック系コーディネート

ゴシック系ファッションを愛する方にぴったりの、黒地のバラ柄デザインです。白とグレー、薄いパープルの柄が神秘的な雰囲気を醸し出してくれます。バラ柄にはスワロフスキーがふんだんに散りばめられているので、キラキラとセレブ感のある輝きを放つことができます。
「ヘップバーン」と名のついた洋風のコーディネートなので、リボンやレース、ジュエリーなどの洋装アイテムとの組み合わせも楽しむことができるでしょう。
バイカラー個性派コーディネート

最旬トレンドのデザインで注目を浴びていくと予想されるのが、黒×ベージュのバイカラーの振袖です。左右が大胆に色分けされていて、360度どこから見ても表情が変わるのでいろんなアングルで記念撮影を楽しめます。大ぶりな牡丹や菊の模様で古典的なテイストをおさえながら、グレージュのくすみカラーと流行ポイントもしっかり含まれています。他の人と被らない個性的な着物を選びたいなら、ぜひおすすめしたいコーディネートです。
なお、TAKAZENでレンタルできる黒色の振袖の一覧ページは
以下をご覧ください。
まとめ
黒色は無彩色なので色味のバリエーションとしてはあまり幅がありませんが、振袖の柄の入り方や組み合わせる色によってイメージが大きく異なります。黒い振袖は結婚式や披露宴でのゲストの衣装としては相応しくないため、自分が主役となる成人式にこそぜひ選んでみてはいかがでしょうか。
成人式の一日のために黒い振袖を用意するなら、振袖&袴レンタルショップ・スタジオTAKAZENのフルセットレンタルをおすすめします。晴れの日に相応しい豪華な振袖から、自分らしさを演出できる個性的な振袖まで、小物のコーディネートもまとめてレンタルすることができます。ぜひチェックしてみてください。
人気の記事
- 成人式・卒業式の振袖・袴レンタルなら【TAKAZEN】トップ
- お役立ちコラム
- かっこいいだけじゃない!振袖の黒コーディネートおすすめ7選