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成人式振袖・卒業式袴選びのお役立ちコラム

コラム2022/08/01

袴の着付けに必要なもの一覧|袴を着るなら最低限このアイテムを揃えよう!

袴を着るときには、どのようなアイテムを揃えれば良いのかご存知ですか?袴を着るためには、振袖や袴だけでなく襟や帯まわりのアイテムや着付けに必要な和装小物、コーディネートに華やかさを添えるファッションアイテムなどのさまざまな小物が必要です。本記事ではチェックリストにまとめながら、必要なもの一覧をご紹介します。

袴を着るときに必要なもの一覧

袴の着付けに使うアイテムの中から、必要最低限のものをチェックリストにまとめました。振袖の着付け用と同じものもあるので、手持ちのアイテムと見比べて用意すべきものをチェックしてみてください。

  • ● 振袖
  • ● 袴
  • ● 半襟
  • ● 重ね襟(伊達襟)
  • ● 襟芯
  • ● 袴下帯
  • ● 腰紐
  • ● コーリンベルト
  • ● 伊達締め
  • ● 補正用タオル、パッド
  • ● 肌襦袢
  • ● 長襦袢
  • ● 足袋
  • ● 髪飾り
  • ● 草履・ブーツ
  • ● バッグ

振袖

袴に合わせる「振袖」は、袖の丈が二尺(76cm)の「小振袖」が一般的です。「大振袖」と呼ばれる振袖の袖丈は100〜110cmであり、一般的な着物の袖丈は49cmなので、程よい長さの小振袖は動きやすさと優雅さのどちらも満たしているのが特徴です。

袴のコーディネートは小振袖を合わせるのがセオリーですが、色や柄が卒業式などの式典に相応しければ、手持ちの振袖や訪問着を合わせても構いません。

「袴」は袴スタイルの主役です。胸の下から足元にかけて大きな面積を占めるので、袴と振袖の組み合わせ次第で見た目の印象が大きく変わります。

袴は振袖のようにメリハリのある派手な柄はなく、伝統的な小紋柄や縦縞模様、ぼかしの入ったグラデーションといったものがオーソドックスなデザインとして挙げられます。近年では、洋風のレースや繊細な刺繍をあしらったものや、中央のプリーツ部分と両サイドがバイカラーになっているものなど、デザインの幅が広がってきています。

襟まわり

袴の襟部分にあたるアイテムです。基本的には振袖と同じもので構いません。

半襟

「半襟」とは、肌に触れる部分の襟のパーツを指します。振袖の下に着る長襦袢に半襟を縫い付けて、襟元の汚れを防ぎます。基本は真っ白の絹製ですが、柄や刺繍、絞り加工のものを選ぶと華やかな印象を与えることができます。

重ね襟(伊達襟)

半襟の上には「重ね襟」を合わせます。半襟の上に縦長の布を合わせるだけで着物を何枚も着ているように見せられるので、「伊達襟」とも呼ばれています。

重ね襟は袴スタイルの必須アイテムというわけではありませんが、襟元に華やかさを出すことができます。卒業式などの自分が主役になる場面では、重ね襟で自分らしさを出してみてはいかがでしょうか。

襟芯

長襦袢と半襟の間に差し込んで使うものが「襟芯」です。襟芯はプラスチックなどのハリがある素材でできていて、半襟がよれてシワになるのを防ぎます。

帯まわり

袴スタイルに帯は必要ないと思っている方も多いかもしれませんが、帯まわりでもアイテムを揃える必要があります。

袴下帯(半幅帯)

袴用の下には、「袴下帯」と呼ばれる帯を使用します。「半幅帯」という浴衣用の帯と同じものも使用できます。正面から見ると袴の上部に数センチ見えるだけですが、横からは袴の空いた部分から帯が大きく見えます。振袖の帯ほどの存在感はありませんが、袴スタイルにおけるコーディネートの差し色として、重要なポイントになります。

着付け用小物

袴スタイルには、見えない部分にも着付け用小物が必要です。

腰紐

布でできた紐状の「腰紐」は、長襦袢や振袖が着崩れしないようにしたり、形を整えたりするために使用するアイテムです。幅の広いタイプが使いやすくておすすめです。少なくとも3〜4本は用意しておきましょう。

コーリンベルト

「コーリンベルト」は、振袖の前襟の合わせの部分を補正してはだけないようにするアイテムです。

二重になったゴム紐の両端にクリップが付いていて、襟元をクリップで挟んで使います。できれば1〜2本用意しておきましょう。

伊達締め

「伊達締め」は、振袖のおはしょりの上から巻いて着崩れを防ぐアイテムです。絹や化繊、ゴムでできている細い帯の形をしています。マジックテープで止める「マジックベルト」というものもあり、長襦袢用と振袖用の2本を用意しておくと便利です。

補正用タオル、パッド

身体を寸胴にするための補正アイテムも必要です。振袖や袴といった和装スタイルは、身体の凹凸がないほうが着崩れしにくく、シルエットも綺麗に見えるためです。補正パッドは、フェイスタオルで代用しても構いません。身体つきによって必要な枚数が異なるので、多めに用意しておくと安心です。

下着

袴の下には基本的に和装用の下着を着用します。普段使いの下着でも代用できる場合があるので、下記をチェックしてみてください。

肌襦袢

和装用の下着を「肌襦袢」と呼びます。上肌着と裾よけが分かれたツーピースのものや、上下一体のワンピースタイプ、和装ブラと一体になったスリップブラなどがあります。袴は帯をしっかり締めることから寒い季節でも汗をかくことがあるので、綿ガーゼのような吸湿性のあるタイプを選びましょう。胸元やうなじ、袖口など、外から見えない形のものであれば、普段使いしているスリップや肌着でも代用できます。

長襦袢

「長襦袢」は、肌襦袢と振袖の間に身につける薄い着物状のもので、汗や汚れから振袖を守る役割があります。袴用の長襦袢は、振袖の袖の丈にあったサイズを選ぶのがポイントです。例えば、小振袖に大振袖用の長い長襦袢を用いると、袖の下のほうでふくらんでしまって不恰好になります。必ず適切なサイズを確認して用意しておきましょう。

和装用ストッキング

必須ではありませんが「和装用ストッキング」も寒さ対策として役立ちます。つま先が二股に分かれて足袋が履きやすいようになっているタイプや、膝下から足首までのストッキングでゴム紐を足裏にかけるものなどがあります。ブーツを履く場合には指先の割れていない一般的なストッキングで構いません。

足袋

草履を履く場合には、「足袋」を着用します。フォーマルな場面では絹製のものが基本ですが、日頃から履き慣れていない場合は伸縮性とフィット感のあるストレッチタイプのものが疲れにくくておすすめです。

ブーツを合わせる場合は必要ありませんが、ブーツを脱ぐことも考えると足袋を履いておいても良いでしょう。その場合、金具付きの足袋は足に当たって痛くなってしまうので、金具なしのものを選んでみてください。

ファッションアイテム

袴スタイルは、飾り用の小物もこだわって選びたいものです。コーディネートの完成度を上げるファッションアイテムについてご紹介します。

髪飾り

「髪飾り」は、顔まわりのイメージを決める重要なアイテムです。アップスタイルやハーフアップなど、希望の髪型とのバランスを考えて選びましょう。古典柄の振袖にはかんざしタイプ、レースの袴などには洋風のコサージュタイプなど、全体の雰囲気との相性もチェックしてみてください。

草履・ブーツ

袴スタイルの足元は「草履」だけでなく「ブーツ」も選択肢として挙げられ、ブーツのほうがモダンなイメージに仕上がります。ブーツを合わせる際には袴の丈は短めにするなど、履物によって調整が必要になることも覚えておきましょう。

バッグ

「バッグ」は巾着タイプや手さげタイプが合います。雰囲気がマッチするのであれば、成人式の振袖に使用したバッグを使っても構いません。

袴スタイルをスッキリ見せるためにも、大きすぎたり斜めがけしたりするバッグは避けてください。

まとめ

袴スタイルは、卒業式などの晴れ舞台を自分らしく華やかに演出できるおしゃれアイテムです。洋装とは違って、袴の着付けには多くのアイテムが必要です。綺麗に着こなすための役割が一つひとつに込められているので、よく確認して準備しましょう。

振袖&袴レンタルショップ・スタジオのTAKAZENでは、古典的な袴スタイルだけでなく、ワントーンコーデやくすみカラーといった流行を取り入れた袴コーディネートが着付け小物も含めてセットでレンタルすることができます。小物の準備に悩まずに済むので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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