
COLUMN
成人式振袖・卒業式袴選びのお役立ちコラム
コラム2022/07/01
自分に似合う振袖デザインの選び方とは?押さえておきたい5つのポイント
一生に一度の成人式には自分にぴったりの振袖を着たいですよね。どのようなポイントを押さえておけば、自分にぴったりかつなりたいイメージに合った振袖を選ぶことができるのでしょうか。
今回は、振袖デザインの観点から押さえておきたい選び方を5つご紹介します。
振袖の選び方で押さえておきたい5つのポイントとは
成人式に向けて振袖を選び始めると、デザインや小物との組み合わせの種類の多さに驚いた方もいるのではないでしょうか。
振袖の色や柄が豊富なうえに、帯や小物も合わせるとコーディネートの幅はさらに広がります。さまざまなサイトやパンフレットを見れば見るほど迷ってしまうでしょう。
洋服と同じように、振袖も色や柄が全ての人に似合うとは限りません。その人の身長や体型、顔色などによっては、肌色がくすんだりスタイルが悪く見えたりすることもあるのです。
自分の好みでデザインを選ぶことはとても大事ですが、成人の日を祝う晴れの日ですから、せっかくなら家族や友人からも「似合うね」と褒められたいですよね。
次章では、豊富にある振袖のデザインの中から、自分の魅力を引き立てる一着を選ぶために押さえておきたい5つのポイントをチェックしていきましょう。
1.自分の体型に合ったものを選ぶ
振袖の柄や色が同じでも、人によって着た時の印象は異なります。和装はフラットで直線的なフォルムなので、体型によって見える面積が異なることが理由です。
背が高い人・背が低い人・体型をカバーしたい人という3つの視点から、似合う振袖の傾向をご紹介します。
高身長の場合
身長が高い方は、大きめな柄ではっきりとした色味の振袖を選ぶと、すらっとしたスタイルを活かすことができます。
低身長の方に比べて着物の面積が縦に長くなるので、小さな柄や余白の多いデザインを選ぶと無地の面積が多くなり、地味な印象になりがちだからです。加えて、地色と柄が淡い色味のものは、全体がぼやけた印象になってしまいます。
例えば、濃い地色に明るい色の大きな柄、淡い地色にキリッとした濃い色の柄といったように、存在感のある振袖デザインだと高身長の人の着こなしを格好良く演出できるでしょう。
低身長の場合
低身長の方には、明るく優しい色合いで、小さめの柄もしくは余白を持たせたデザインをおすすめします。明るい色味と細かく描き込まれた精巧な柄なら可愛らしい印象になり、振袖の面積が小さくなる小柄な方でも華やかな雰囲気が生まれます。
濃い色は引き締め効果があるので、低身長の方の振袖としては地味な印象を与えてしまうことがあります。また、大きな柄は見えている部分の柄の数が少なくなるので、チープな印象を与えてしまうこともあるでしょう。
もし子どもっぽさが気になるのであれば、淡い色合いをシャープに見せる差し色があるものや、身頃を斜めに流れるような柄で、縦ラインを強調したものがおすすめです。
加えて、柄と柄の間が空いた抜け感のあるデザインなどを選ぶと甘くなりすぎず、大人っぽさを演出できるでしょう。
体型をカバーしたい場合
体型のボリューム感によっても、似合う振袖は異なります。
ボリュームを抑えたいなら、寒色系の濃い地色の振袖を選びましょう。明るい色や暖色よりも引き締まって見せることができるためです。柄はシンプルで斜めや縦に流れるようなデザインを選ぶことで、スッキリと見せる効果を感じられるでしょう。
一方で、ボリュームを出したい場合は、明るいパステルカラーが基本となります。さらに柄のデザインが横に広がる「雲取り」や「扇」のような柄を選ぶと、華やかさが増すでしょう。総絞りの生地も、ふっくらと見せたい人におすすめです。
2.パーソナルカラーを考慮
洋服やメイク選びにもよく使用される「パーソナルカラー」を考慮することも、振袖選びのヒントになります。
パーソナルカラーは主に「イエローベース」「ブルーベース」の2つのタイプに分けられ、肌や目の色、髪色などから判断して、自分に似合う色を客観的に診断することができます。パーソナルカラーを追求すれば、自分にぴったりとマッチするカラーを把握できるでしょう。
「イエベ」「ブルベ」という略し方を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。それぞれ顔色を明るく見せる色や、くすませてしまう色が異なるので、チェックしてみましょう。
イエローベースの場合

日本人の多くは黄色人種なので、パーソナルカラーの分類もイエローベースの人が多いといわれています。イエローベースは、艶のあるくすみの少ない肌のスプリング(春)タイプ、赤みの少ないオータム(秋)タイプに分けられます。
スプリングタイプは、黄色味のあるビビットで明るい色が似合います。例えば、クリーム色やピーチ色などのポップなカラーがおすすめです。
オータムタイプは、こっくりとした落ち着いた色合いで、オレンジやアプリコット、シックな暖色のアースカラーが似合います。
ブルーベースの場合

瞳や肌が青みがかった色の人は、ブルーベースに属します。ブルーベースは、爽やかで柔らかい印象のサマー(夏)タイプ、眼力がありスッキリとした印象のウィンター(冬)タイプに分けられます。
サマータイプは、ミントやラベンダーなどのパステルカラーや、青みがかった優しいピンクがおすすめです。オレンジ系は肌がくすむので避けるのが無難です。
ウィンタータイプは、青みがかっているビビットな寒色系や、深いピンク、紫といったクールな色合いのメリハリのあるデザインが似合います。
3.成人式にふさわしい柄をチョイス
成人式は人生に一度の晴れの日なので、お祝い事にふさわしい柄であることもチェックしておきたいポイントです。好みの柄を直感で選ぶことも良いのですが、柄の持つ意味や、場を華やかにする役割まで考慮できると、よりフォーマルな場に適した着こなしになります。
例えば、門出を意味する「桜」、成長を表す可憐な「蝶」、末広がりで福を招く「扇」などが成人式にふさわしい柄として知られています。
4.なりたいイメージを明確にする
成人式でどんな風に振袖を着こなしたいのか、なりたいイメージをはっきりさせておくことも大切です。
「似合う振袖」と一口でいっても、それが一着しかないとは限りません。似合う振袖が複数ある場合は、その中でも自分がなりたいイメージに近いものが判断の決め手となります。
かわいい系、クール系、古典的な定番、個性的で目立つなど、成人式をどんな自分で過ごしたいのか、なりたいイメージをしっかり描いておきましょう。
5.他の人のアドバイスを聞く
振袖選びを自分や家族だけでは決断できずに迷ってしまった時は、ショップの販売員や着付け担当にアドバイスを聞くことをおすすめします。
日頃から振袖に触れている人なら振袖のデザインやコーディネートの方法をたくさん知っており、どんなデザインがどの人に似合うかを想像だけである程度イメージできるスキルが身についています。
振袖&袴レンタルショップ・スタジオのTAKAZENでは、お客様の希望を聞きながら、想いに寄り添ってプロの目線で振袖選びのサポートをしています。「こうなりたい」「こういう色が好き」といった気軽なお話をしながら、自分に似合う振袖選びを楽しんでいただくことができます。
まとめ
成人式の振袖選びは、自分のなりたいイメージを大切にしながらも「似合うかどうか」を確認しておきたいものです。体型や色のタイプなどによって一人ひとり似合うデザインが異なるので、客観的な判断方法を知っておくと自信を持つことができます。
ぜひ、今回ご紹介した5つのポイントを押さえて、振袖選びを楽しんでください。
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