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成人式振袖・卒業式袴選びのお役立ちコラム

コラム2024/01/29

ベルベットの袴スタイルで大人顔!取り扱いポイントもご紹介

温もりのある手触りの「ベルベット」は、秋冬によく取り入れられる生地です。光沢感がありラグジュアリーな雰囲気もあるので、卒業袴などのフォーマルウェアにもぴったりです。今回はベルベットの特徴や袴スタイルへの取り入れ方、取り扱いポイントなどをご紹介します。

「ベルベット」とは?

ベルベットは、タテ糸にパイルを使用した織物のことです。比較的毛足が長く繊維の密度が高いので、しっとりとした独特の肌触りを持つのが特徴です。絹やレーヨンといった光沢感のある糸を用いるため、ツヤのあるリッチな見た目で大人っぽい風合いがあります。

日本では「ビロード」と呼ぶこともあり、ポルトガル語の「ベルベット」が訛ってビロードと発音するようになったといわれています。13世紀のイタリアで生まれたベルベットは織田信長も愛したとされており、日本にとっても古くから品格のある生地として親しまれてきました。

袴スタイルにベルベットを取り入れるメリット

袴スタイルは、大学などの卒業式の定番衣装です。卒業式は3月のまだ肌寒い時期に行われるのが一般的であるため、温かな風合いのあるベルベットは袴スタイルに取り入れる素材としてぴったりでしょう。

ベルベットはフォーマルウェアの生地としても認識されているため、学生生活の節目である卒業式の衣装に相応しいといえます。

ベルベットを袴スタイルに取り入れるアイデア


では、ベルベットをどのように袴スタイルに取り入れると良いのでしょうか。アイテムごとにご紹介します。

袴×ベルベット

袴の素材としてベルベットを選ぶと、リッチな雰囲気のコーディネートになります。
ベルベットはツヤのある生地なので、動くたびにキラキラと微細な輝きが生まれます。上品なレディの雰囲気を表現したい人におすすめです。
加えて、寒さの残る卒業シーズンの衣装として、保温性も高いことがポイントです。見た目にも温かみがあるので周囲をほっこりさせることができるでしょう。

振袖の柄×ベルベット

絵柄をアレンジする素材としてベルベットが使われている振袖もあります。平面的な生地のなかでベルベットの部分が盛り上がり、光を受けて部分的に輝くのが特徴です。
ベルベットに加えてスワロフスキーなどの輝きを放つ異素材も組み合わせれば、より華やかなゴージャス感を演出することができます。

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こちらの振袖は、ジャガード生地とベルベット生地を組み合わせたリッチな質感が特徴的なデザインです。袴スタイルに取り入れる場合は腰から下の身頃は隠れてしまいますが、顔周りを飾る襟と左袖がベルベットになっているので、ゴージャスな雰囲気を存分に楽しむことができるでしょう。

小物や足袋まで黒のワントーンにすることで、ミックス素材を際立たせた上級コーディネートが完成します。

リボン×ベルベット

リボンは和の衣装である袴スタイルにも取り入れやすいアイテムです。ベルベット生地のリボンを襟元や髪飾り、帯周りに加えると、お嬢様テイストのかわいらしさを表現できます。
細い幅のリボンなら清楚な雰囲気に、太幅の大ぶりなリボンならリッチ感たっぷりに仕上がります。繊細なフリルやレースと組み合わせると、トレンドの和洋折衷スタイルのテイストをさらに楽しむことができます。

履物×ベルベット

草履やブーツなどの履物をベルベット生地にするのも、インパクトがあっておすすめです。
草履の場合、台の部分まで全てベルベットのものや、鼻緒の部分だけベルベットを使用しているものなどがあります。ブーツの場合も、全面ベルベットのものならより品格ある雰囲気が高まるでしょう。

バッグ×ベルベット

バッグも履物とともにベルベット生地で揃えると、コーディネートの完成度が上がります。
ちょっとした質感や色の違いを理解して組み合わせることは難しいため、バッグと履物がセットで販売されているものを選ぶのと良いでしょう。

ショール×ベルベット

ショールもベルベット生地のものが多いアイテムです。
羽織った時の面積が広いため、見た目のゴージャス感と寒さから身を守る実用性を兼ね備えることができます。

ベルベット生地の取り扱いポイント

毛足が長く上品な光沢があるベルベットは、デリケートな生地です。魅力が多い反面、繊細な生地のため取り扱いには注意が必要になります。ここでは、着用時に注意をすべきことと、お手入れや保管の方法などのポイントについてご紹介します。

着用時

ベルベット生地は毛羽立ちやすいので、引っ張ったり、強く擦ったりしないように注意しましょう。
例えば、ベルベットの袴で長時間座った場合、座面に当たる部分の毛が乱れることがあります。他にも、ベルベットのショールをハンガーにかける時にピンチで挟んで滑り落ちを防ぐことがありますが、いずれの場合も長時間そのままにするのはよくありません。

跡がついてしまった時は、注意をしながら軽くブラッシングしたり、帰宅後すぐにスチームを当てたりといったように、毛足を戻すお手入れをしましょう。加えて、シミがつきやすい素材でもあります。汚れがついた場合も放置せずに、すぐに拭き取るようにしてください。

お手入れ方法

ベルベット生地は水に弱い素材です。基本的には、クリーニング店にドライクリーニングを依頼するのがおすすめです。

自分で洗濯する場合は、まず洗濯表示を確認しましょう。手洗いの方が安心ですが、洗濯機で洗える場合もあります。その際は、毛足が寝ないように洗濯用ネットに入れ、洗剤を投入し、弱水流コースやデリケートコースで洗いましょう。洗剤は中性洗剤かウール用の洗剤などを使用してください。漂白剤はNGです。洗濯後はすぐにタオルを巻いて水気を吸い取り、陰干しで乾かすと毛足が潰れにくくなります。

アイロンがけにも注意が必要です。当て布をすること、設定温度を低くすること、毛足に沿ってアイロンをかけることを守りましょう。当て布は綿100%が基本です。化学繊維は熱で溶けてベルベット生地に付着してしまう恐れがあるためです。他にも、生地の裏側からスチームをかける方法もあります。加えて、長時間アイロンを当てないこともベルベットの風合いを保つために忘れてはいけないポイントです。

保管方法

ベルベット生地は、畳んで保管すると毛足が倒れて独特の風合いが損なわれてしまいます。
基本的には平置きにするかハンガーにかけて保管してください。他の服と触れないようにホコリ避けのカバーをしておくと安心です。やむをえず畳んで保管する場合は、畳みジワがつかないように柔らかい布を挟んで重みがかからないようにするのがポイントです。

ボタンやビジューなどの飾りがついているものの場合、それらのパーツそのものがベルベット生地を傷つけてしまうことがあります。飾り部分も柔らかい布でカバーして、ベルベット生地に直接当たらないように保管しましょう。

直射日光や高温多湿の場所も色褪せやカビの原因となるので、できるだけ避けましょう。年に数回は風を通して湿気を逃すようにしてください。

まとめ


ベルベットは、独特な光沢と温かな風合いを持つ個性的な生地です。高級感があり手に吸い付くような柔らかい肌触りが魅力である一方、傷や汚れがつきやすいというデリケートな面もあります。濡れたらすぐ拭き取る、洗濯はデリケートコースで洗う、折り畳んで保管しないなど、取り扱いの注意ポイントをしっかり把握しておくと安心です。

ベルベットを袴スタイルに取り入れると、フォーマルスタイルの品格と主役級のゴージャス感が生まれるので、卒業式という晴れの日にぴったりの装いになります。袴や振袖、小物など、さまざまな取り入れ方があるので、ぜひコーディネートを楽しんでみてくださいね。

振袖のレンタルショップTAKAZENが運営するネットレンタルサービスFURISODE DOLLなら、ベルベット素材のアイテムはもちろん、袴スタイルにプラスする髪飾りや半襟といったアイテムも揃っています。
自宅にいながら今っぽいおしゃれな袴アイテムをチェックすることができますよ。ぜひ、自分好みのものを探してみてくださいね。

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