
COLUMN
成人式振袖・卒業式袴選びのお役立ちコラム
コラム2023/11/27
ブーツを合わせて振袖を今っぽく!上手に選んで成人式を楽しもう!
成人式の振袖コーデで忘れがちなのが足元のスタイルです。定番は草履ですが、ブーツスタイルも珍しくなくなりました。歩きやすく防寒にもなるので人気を集めています。今回は、振袖に似合うブーツの特徴やブーツの色が叶えるコーディネートのポイントを解説します。
振袖に似合うブーツのタイプとは
振袖とブーツの組み合わせは、トレンドへの感度の高い人からも注目を集めているコーディネートです。ブーツといってもさまざまなタイプがありますが、振袖に似合うブーツとはどんなものなのでしょうか。
レースアップ型はハイカラに
袴スタイルの定番といえばレースアップ型のブーツですが、振袖のブーツとしてもおすすめです。足の甲から左右交互に紐を編み上げた形状で、「編み上げブーツ」とも呼ばれます。
活動的な雰囲気とおしとやかな雰囲気が共存していて、大正時代の女学生「ハイカラさん」を思わせるレトロモダンテイストが演出できます。
足袋型はアーティスティックに
足のつま先が分かれている足袋型のブーツは、足袋という日本文化の要素を洋風アイテムに取り入れた、海外セレブからの人気も高いファッションアイテムです。振袖に取り入れると、和モダンのアーティスティックな雰囲気が高まります。
足の形に沿っているので、歩きやすいこともポイントです。
厚底で脚長スタイルに
厚底とは、かかとだけでなくつま先にも厚みのあるタイプのブーツです。ギャル系やストリート系のコーディネートやハードなテイストを好む人には、カジュアルな印象の強い厚底のブーツをおすすめします。脚長効果もあるので、スタイルアップのアイテムとして抜群です。
厚底ブーツを履くことで自然と背筋も伸び、高貴な存在感も生まれるでしょう。
ハイヒールでクールに
踵の高いハイヒール型のブーツなら、クールな印象を演出できます。
ハイヒールのブーツを選ぶ際は、かかとの高さと細さに注目してください。高すぎるブーツは歩きにくいだけでなく、振袖と合わせた時の見た目がアンバランスになることがあるため注意が必要です。
ヒールは、四角いもの、半月状、ピンヒールなど、トレンド感が現れやすいパーツでもあります。Webサイトなどで最旬の振袖コーディネートを見比べて、今っぽさをチェックしておくと良いでしょう。
振袖のブーツは「扱いやすさ」もポイント
振袖に合わせる定番は草履ですが、日常生活でよく履くという人は少ないのではないでしょうか。指の間に鼻緒を挟むので歩きづらく、皮膚を痛めてしまうこともあります。そういった視点からも、比較的履き慣れているブーツは安心感がありますよね。
しかし、成人式の振袖コーデとして「扱いにくいブーツ」も存在します。滅多に振袖を着ない人なら、なおさらチェックすべきポイントです。
例えば、脱着のしやすさは重要です。振袖ではお腹周りを帯でぎゅっと締めるので、腰を曲げてレースアップのブーツを脱着する際に苦しい姿勢になります。そこでおすすめなのは、軽い力で脱着できる側面にゴムが施されたサイドゴアタイプです。レースアップの場合はサイドにファスナーがついているものが手軽で良いでしょう。
さらに、成人式の日に雨や雪が降ってしまうこともあります。汚れた水がかかったり転んだりするリスクも考えておきましょう。そこで、水濡れに強い素材や滑りにくい靴底になっているブーツを選ぶと安心です。
そして、忘れてはいけないのがブーツの筒の長さです。短すぎるものは振袖の裾から肌が見えてしまって上品ではありません。ニーハイブーツのように膝の近くまであるタイプは、振袖の膝下がもたついてしまい動きにくくなるでしょう。
振袖に合わせるブーツは、くるぶしから10cmほどのミディアム丈が脱着しやすく肌が見えにくいのでおすすめです。
ブーツの色別に振袖コーデをチェックしてみよう
振袖コーデの完成度を上げるなら、ブーツの色選びも重要です。色別にコーディネートをチェックしてみてください。
茶色のブーツ:ベージュでおしゃれな「抜け感」を生む!

くすみカラーでもあるベージュのブーツを合わせれば、コーディネートに抜け感が生まれておしゃれに仕上がります。
こちらのコーディネートは、振袖がリッチな刺繍で仕上げられていて、黒い生地と銀糸のコントラストがラグジュアリーな印象です。裾や袖口にはドレープ感たっぷりのレースインナーを取り入れ、襟元にもレースとパールを合わせるなど、隙のない着こなしになっています。
そんな細部までデコラティブに仕上げたコーディネートでも、足元のベージュのブーツが柔らかな抜け感を生み出しています。シアーな帯揚げも同色のベージュになっているため、トータルバランスも完璧です。ブーツはかかとが高めで、インナーレースも美しく見せることができている点も見逃せないポイントでしょう。
黒色のブーツ:シンプルコーデの完成度をアップ!

振袖といえば、華やかな色柄のデザインやたくさんの小物で盛るスタイルが人気ですが、近年は、引き算されたシンプルコーデも注目度が高まっています。無地の振袖では訪問着のような地味な印象になることもありますが、ブーツを合わせるとトレンド感が生まれ、成人式の衣装としてはもちろん、普段のお出かけ着にも取り入れたくなるコーディネートになります。
こちらのコーディネートのように黒いレザーの光沢感のあるブーツは、青のニュアンス感のある振袖の生地とのマッチングも抜群です。レースアップのブーツでつま先の細いタイプは、大人女性の艶やかさも表現できるでしょう。
黒色のブーツ:派手柄振袖をキリッと引き締めてクールに!

大ぶりの花が咲き誇る派手柄の振袖のコーディネートを引き締めるためには、黒いブーツがおすすめです。光を吸収するようなマットな素材感のブーツなら、振袖に施されたスワロフスキーの輝きや青紫の色味を引き立ててくれます。
こちらはフリルの帯上げや重ね襟、胸のリボン、レースとファーのグローブといったように小物の装飾もゴージャスですが、ブーツも含めて全てを黒色で統一しているため、まとまり感が生まれています。
白色のブーツ:くすみカラーに透明感をプラス!

人気のくすみカラーですが、コーディネートの仕方によっては沈んだ雰囲気に見えてしまうことがあります。そんな時には、発光色である白色を取り入れましょう。こちらのコーディネートのように、白色のブーツが深みのあるくすみベージュの足元に明るさを加えています。さらに、くすみカラーの着物と白いブーツが色を引き立て合い、透明感をも生み出しています。
ブーツのつま先部分はスクエアになっていてかかともエッジが立っているキリッとしたデザインのため、モードな雰囲気もたっぷりです。ブーツと同様に、重ね襟や帯揚げにも振袖より明るい色を差し込むとコーディネート全体に軽やかさを演出できます。
白色のブーツ:オールホワイトのワントーンコーデを実現!

コーディネートをワントーンで仕上げる、ワントーンコーデが人気ですが、白いブーツを取り入れてオールホワイトに仕上げると「究極の引き算コーデ」ができあがります。都会的でクールなヴィンテージスタイルを演出するなら、ブーツの形は足袋型がおすすめです。トレンドとオリジナリティの両面が際立つ、欲張りな着こなしになるでしょう。
学生生活からの卒業の日を、ぜひ凛とした潔いオールホワイトの衣装で過ごしてください。純白の振袖といえば結婚式のイメージもありますが、ブーツスタイルにするとフォーマル感を保ちながら上手にカジュアルダウンすることができます。
まとめ
和の伝統衣装である振袖に洋装アイテムのブーツを組み合わせる着こなしは、トレンドに敏感な成人式の主役世代にぴったりのコーディネートです。ブーツなら足が痛くなりにくいので、歩き慣れない草履よりも活動的に過ごせるのもポイントです。ハイカラさん風のレースアップやアーティスティックな足袋型など形はさまざまなので、自分好みのブーツを探してみてくださいね。
振袖のレンタルショップTAKAZENのWebサイトでは、ブーツを取り入れたコーディネートを数多く紹介しています。
また、振袖・袴がネットレンタルできる「FURISODE DOLL」なら、全国どこからでもお気に入りの振袖や小物をレンタルすることできます。
どんなブーツを選ぶかも成人式の振袖選びの重要なポイントのひとつです。ぜひ、こだわって探してみてください。
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