
COLUMN
成人式振袖・卒業式袴選びのお役立ちコラム
コラム2023/04/14
今や定番色!緑色の振袖の特徴と着こなしのコツをチェック
ここ数年注目度の高い「緑色の振袖」は、もはや定番といってもいいほどの人気があります。中間色といわれる緑色はさまざまな色や柄を引き立てるカラーで、色味のバリエーションも豊富です。今回は、緑色の振袖の特徴と着こなしのコツをご紹介します。
緑色の持つ特徴とは
成人式の王道である赤色やピンク色の振袖と比べて落ち着いた印象のある緑色の振袖は、かつてそれほど人気ではありませんでした。しかし近年、洋服のトレンドとしてくすみグリーンやミントグリーンといった色が注目を浴びたことから、緑色の振袖の注目も高まってきています。まず、緑色にはどんな特徴があるのかを見ていきましょう。
近年人気のボタニカルカラー
「緑」という単語そのものが「植物」といった意味をあらわすように、緑色は自然を代表するカラーだといえます。ボタニカル(=植物性の)やアースカラー(=地球にもともとある色)などは、洋服のコーディネートでも人気がある色ですよね。
加えて、アウトドアを趣味にする人やサステナブルな自然派の人が増える中で、自然を感じるナチュラルな緑色に好感を持つ人も増え、振袖においても緑色の人気が高まっていると考えられます。
中間色でどの色柄とも相性が良い
青色は寒色系、赤色は暖色系とされますが、緑色は寒色と暖色の間の「中間色」に属し、他のどの色と組み合わせても基本的に相性が良いのが特徴です。
振袖では着物そのものの色と絵柄の色、帯や重ね襟などの和装小物の色といったように、考えるべき色の組み合わせがたくさん存在します。そこでベースカラーが緑色の振袖を中心に小物の色を考えると、全体のコーディネートがまとまりやすいというメリットがあります。
日本人に多い肌の色に似合う
日本人に多い肌の色は、少し黄味がかった「イエローベース」とされています。イエローベースの肌はベーシックな緑色と相性が良いため、顔まわりに緑色があると肌を明るく綺麗に見せてくれます。また、抹茶色や濃緑とも好相性です。ピンクがかった肌の「ブルーベース」の人が緑色をチョイスする場合は、ターコイズやエメラルドグリーンなどの青みを感じる緑色を選ぶと失敗しにくいでしょう。
豊富なカラーバリエーション
緑色の中にはさまざまな色味が存在します。ポップな黄緑色、王道のグリーン、青みがかったターコイズといった色味の異なる緑色がある他、爽やかなミントグリーンや、ダスティカラーのくすみグリーン、シックな抹茶色や深い森のような濃緑など、色の明るさによっても印象は異なります。
近年人気が高まっていることから、メーカーからは多彩な緑色の振袖が数多く登場していて、豊富なカラーバリエーションから選べるようになりました。
人気急上昇中!緑ベースの振袖コーディネート
続いて、人気を集めている緑ベースの振袖の魅力をさらに見ていきましょう。大人かっこいい系から今どきはんなり系まで、なりたいイメージ別の振袖コーディネートをご紹介します。
大人かっこいい系|緑ベース×ゴールドの粋な古典振袖

鶴や松などの古典柄も、緑色・ゴールド・白色でシンプルにまとめると今どきの大人かっこいい系の着こなしになります。振袖の裏地が緑色の反対色である赤色になっており、袖口や裾からはらりと赤色がのぞいて色っぽい雰囲気を感じられます。
同系色の小物を合わせたり、スッキリタイトなまとめ髪にかんざしを挿したりすると、シックな振袖のかっこよさが倍増します。
エレガント系|ミントグリーンのこだわり振袖

振袖には珍しいミントグリーンの振袖は、エレガントさを今っぽく表現してくれます。幾重にも重なった薔薇の花びらや大ぶりなリボンがデザインされ、裾にはさりげなくドット柄などがあしらわれており、着るとガーリーな気分を味わえそうです。スワロフスキーや生地の光沢感が動くたびにキラキラと輝き、成人式の晴れの日にぴったりです。
帯締めや帯揚げ、ヘッドドレスなどにも振袖の柄と同じような大ぶりの花のモチーフを飾ると、コーディネートの完成度がアップします。
シック&個性系|くすみグリーンの抹茶振袖

流行のくすみカラーも、抹茶色のようなグリーンならこんなに個性的になります。大小さまざまなテイストの花柄が振袖全体にあしらわれ、シックな抹茶色が華やかに彩られているのが特徴です。個性的な柄の帯を合わせていますが、振袖の柄の色とマッチしているため、全体的にゴージャスながらもこなれた印象になっています。
白い足袋や草履、ヘッドドレスなどもコーディネートのポイントです。白い小物によってくすみ系の振袖に明るい抜け感をプラスできる上に、フォーマルな衣裳としての清楚さも演出することができます。
ミニマム系|深いグリーンの無地振袖

緑色の大人っぽさを表現したいなら、色柄を抑えたミニマムなコーディネートがおすすめです。深いグリーンベースの振袖は一見無地のようですが、細かい花柄が施されているため高級感があります。他に重ね襟や帯揚げなどに暖色系を合わせれば、柔らかな雰囲気がさらに増すでしょう。
ゴールド一色の帯をキリッと締めて、ヒールのある黒いレザーブーツを履けば、ヴィンテージスタイルの振袖姿ができあがります。自分らしい成人式を迎えたいという人も、きっと満足できる着こなしになるでしょう。
クールアンティーク系|濃緑のシンプル振袖

濃緑ベースの足元に輝く真っ白な大輪の薔薇が印象的な、クール系の振袖です。アンティークな雰囲気がありながらも、無地の緑色とシンプルな柄の配置が斬新で、今っぽさも備わっています。帯締めや重ね襟の白色が白い花の絵柄とマッチし、清潔感も表現しています。
明るい髪色ならドールっぽく、暗い髪色ならさらにキレのあるコーディネートになるでしょう。
中間色のグリーンでもこれくらい深い色になると、引き締め効果が高まりスタイルアップも期待できます。
大正ロマン系|ビビッドグリーンの正統派古典振袖

ビビットな緑色ベースの振袖に、牡丹や松などの正統派な古典柄が堂々と描かれた振袖です。緑色の反対色である赤色や黄色とのコントラストにはノスタルジックな雰囲気があり、大正ロマン系が好きな人にはぴったりでしょう。
金彩の絵付け、刺繍、絞りといった振袖の魅力を全部盛りしたようなデザインの振袖姿は、家族や親戚など幅広い年代の人からも喜んでもらえること間違いなしです。
今どきはんなり系|パステルグリーンの最旬古典振袖

エレガントな和服の魅力を楽しみたいなら、はんなりとした雰囲気を今どきテイストにアップグレードした最旬コーディネートをおすすめします。蛍光色のような眩しいパステルグリーンのベースカラーに大輪の牡丹が花開く、その場がパッと華やぐようなデザインの振袖です。
帯まわりを緑色に馴染むイエロー系統でシンプルにまとめれば、牡丹の絵柄に視線が集まり注目度もアップするはずです。
なお、TAKAZENでレンタルできる緑色の振袖の一覧ページは
以下をご覧ください。
まとめ
赤色やピンク色などの華やかな色合いの振袖も素敵ですが、「自分好みの落ち着いたグリーンがいい」という人も多いのではないでしょうか。緑色の振袖にもさまざまなデザインのバリエーションがあるため、ぜひ自分らしさを表現できるものを探してみてください。
振袖のレンタルショップ・スタジオのTAKAZENのホームページには、緑色の振袖をかわいく、かっこよく、大人っぽく着こなした、さまざまなコーディネートの画像が揃っています。トレンド感のあるデザインの振袖が多く、きっと理想の一着が見つかりますよ。ぜひ、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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