
COLUMN
成人式振袖・卒業式袴選びのお役立ちコラム
コラム2022/08/01
振袖に合わせるバッグの選び方とは?使い勝手やコーディネートの統一感をチェック
成人式などに振袖を着て出席する場合、どのようなバッグを持っていけば良いのでしょうか。
今回は、レンタルや市販品からバッグを選ぶ際の選び方のポイントをご紹介します。
振袖のときの使い勝手や振袖とのコーディネートの統一感といった視点などから、バッグ選びにチャレンジしてみましょう。
振袖のときのオーソドックスなバッグとは?
振袖は、未婚女性にとって最も格式の高い正装にあたります。振袖に合わせる帯は格式にあったものを選ぶように、身につけるバッグや草履も正装用のものを選ぶのが基本のルールとなっています。
正装用のバッグは、華やかで上品なデザインになっています。例えば、唐織、佐賀錦、綴織といった高級織物で仕立てたものや、パールやスパンコール、ビーズなどで布地を飾ったもの、光沢感のあるエナメルや皮革でできたものなどが定番です。
繊細できめ細やかな手仕事を感じる上質なバッグは、フォーマルな場面に華を添えてくれます。
振袖に合うバッグの選び方・ポイント
未婚女性の正装である振袖ですが、近年の成人式では古いしきたりにとらわれない自由度の高いコーディネートが見られるようになりました。バッグについても、上記のようなオーソドックスなものでなければならないという決まりはありません。
ただし、使い勝手の違いや振袖姿を美しく見せるためのセオリーはあります。そこでここでは、バッグ選びの際にどのようなポイントをおさえておけば良いのかチェックしていきましょう。
サイズ感
バッグのサイズ選びにおける一番のポイントは、体の横幅に収まる大きさであることです。
体の幅よりも大きいバッグを持つと大きな荷物を持っているように見えてしまい、フォーマルな場には相応しくありません。野暮ったい印象を与え、せっかくの振袖の格式高いイメージを崩してしまいます。
サイズ感に加えて、手に持ったときに横長のフォルムになるバッグを基準にしましょう。振袖姿は縦に長いシルエットになるので、体の幅に収まる横長のものだとバランスが整うためです。
成人式の日のバッグの中身は、小さな財布、手鏡、リップ、フェイスパウダーなどが挙げられます。
荷物が増えると大きなバッグを持ちたくなりますが、式典の間は化粧直しなどの時間の余裕はほとんどありません。荷物は必要最小限にして小さなバッグを選ぶことが理想的です。
バッグの素材
バッグの素材としては、エナメル、布、ファー、レザーなど、種類はさまざまです。
華やかな「エナメル」
華やかな光沢感が美しい「エナメル」は、近年人気の素材です。
エナメルは正装用にも使用される素材なので古典的な振袖にももちろん合いますし、クールなモードスタイルやヴィンテージスタイルなどの個性的なコーディネートを引き立てるテイストとしても支持されています。
着物とマッチする「布」
「布」のバッグは、振袖と共通の素材なのでコーディネートに統一感が生まれます。他の素材と比べて刺繍や絵付けなどで繊細に作り込まれたデザインが多く、好みの柄や色をこだわりながら選べる楽しさもあります。
また、質感がしっとりしていて優しく可愛らしい印象を与えるので、ガーリーな雰囲気の振袖や大正モダンのレトロな雰囲気の振袖にもよく似合います。
リッチな「ファー」
リッチでゴージャスな振袖を好む方なら、「ファー」のバッグもおすすめです。長い毛足のふわふわとした柔らかな質感は、成人式らしい華やかな印象を演出します。
肩にかけるショールと同様の素材を組み合わせると、コーディネートの統一感が増してより素敵に仕上がります。
個性的な「レザー」
「レザー」のバッグなら、シックでカッコいい雰囲気が生まれます。とことん個性的なコーディネートを狙うなら、洋装用のレザーバッグを合わせても良いでしょう。
成人式だけでなく結婚式などのフォーマルなパーティードレスにも合わせられるようなデザインを選んでおくと、長く愛用することができます。
バッグの形状
バッグの形も選ぶときの基準となるポイントです。使いやすさだけでなく、振袖に合わせたときの雰囲気も想像して選んでみてください。
手さげタイプ
着物に合わせるバッグの形状は、持ち手が短くコンパクトな「手さげタイプ」が基本です。小さな手さげバッグは、草履とセットで販売されているケースが多く選びやすいというメリットもあります。
持ち手のある手さげタイプといっても、肩から下げたり斜めがけしたりするタイプのバッグはNGです。振袖の襟元や長い袖が着崩れてしまうので避けるようにしましょう。
クラッチタイプ
持ち手のないクラッチタイプのバッグは、スマートで大人っぽい雰囲気を演出できることから近年人気を集めているアイテムです。パーティードレスにも合わせやすいので、成人式以外のシーンでも長く活躍してくれるでしょう。
巾着タイプ
丸みのあるフォルムの巾着タイプは、可愛いテイストの振袖コーディネートに似合うバッグです。袴スタイルの定番バッグでもあるので、卒業式や謝恩会などで袴を着る予定がある人は巾着タイプを選んでみるのもおすすめです。
開閉部分のつくり
振袖のときに持つバッグは、開け閉めしやすいかどうかをチェックしておきましょう。
普段着慣れていない振袖で所作を美しく見せるためにも、ひねって開閉するがま口タイプが使いやすくておすすめです。爪の先をひっかけなくても良いので、成人式の日にネイルアートやつけ爪を楽しみたいという方も安心して使えます。
振袖姿にマッチするバッグの選び方
これから成人式を迎える場合、振袖を選ぶのが初めてという方がほとんどでしょう。せっかくお気に入りの振袖が見つかったのなら、コーディネートの完成度を上げるようなバッグを合わせたいものです。
ここでは、振袖姿と相性の良いバッグの選び方という観点でチェックしてみましょう。
草履と合わせる
草履が先に決まっている場合、バッグは草履のデザインに合わせて選ぶのがおすすめです。金色の草履なら金色のバッグ、あるいは鼻緒の柄と同じバッグの柄といったように、色や柄が似ているかどうかを基準にしてみましょう。
バッグと草履はデザインが対になったセット販売が多いので、バッグ選びに迷った場合はそういったものから選ぶと安心です。
振袖や帯の色・柄と合わせる
振袖または帯の色・柄にトーンを合わせると、よりコーディネートの完成度が高まります。例えば、振袖のメインカラーと同じバッグにすると全体的になじみが良くなります。
振袖の色や柄が複雑でどう選べば良いかわからない場合は、帯の色に合わせたバッグにするとコーディネートに統一感が生まれます。
振袖のコーディネートは、クラシックな古典風やキュート系、クール系といったように、雰囲気をまとめることがセオリーです。バッグのデザインも振袖のテイストに合っているかをよく見てください。
まとめ
せっかく成人式に振袖を着るなら、バッグをはじめとした小物の一つひとつまでこだわって選びたいものです。
未婚女性の正装である振袖には、その品格に相応しいバッグを持つのがルールとされていますが、現代的なトレンドを取り入れた自由な振袖コーディネートを楽しむ人も増えています。バッグ選びの際も、自分のなりたい姿を基準に選んでみてください。
振袖&袴レンタルショップ・スタジオのTAKAZENでは、和装小物もセットになった個性的なトータルコーディネートをレンタルできます。もちろん、バッグも雰囲気にあったデザインのものを選ぶことが可能です。バッグ選びに悩んだら、セットも検討してみてはいかがでしょうか。
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