
COLUMN
成人式振袖・卒業式袴選びのお役立ちコラム
コラム2022/09/27
振袖はネットレンタルで用意しても大丈夫?メリット・デメリットを解説
成人式に振袖を着たいけど「どこで探せばいいの?」「呉服屋さんは敷居が高い」「店員にすすめられると断れない」などとお悩みの方は、ネットレンタルがぴったりです。試着のできないネットレンタルで失敗しないために必要なチェックポイントをご紹介します。
振袖のネットレンタルのメリット
振袖を選ぶ際、店頭・インターネットや購入・レンタル、または母親からのお下がりなど、さまざまな選択肢があります。中でも手軽なネットレンタルは近年人気を集めています。
まずは、ネットレンタルのメリットについて見ていきましょう。
リーズナブルな商品が見つかる
ネットレンタルは店頭よりもリーズナブルな商品を用意していることが多いので、振袖にかける予算を低めに抑えられることがメリットです。
リーズナブルな商品を用意できる理由のひとつに、ネットレンタルは基本的に店舗を持たない、または店舗が少ないショップが多く、固定費を低く抑えて運営できていることが挙げられます。これにより、店頭のレンタル品よりも安価で提供できるという仕組みです。
店舗に出向かずにたくさんチェックできる
店頭での振袖選びで悩ましいことは、現実的に訪問できる店舗が限られるという点です。都市部なら選択肢は多くありますが、地方ではいくつもの店舗を見て回るのは難しいでしょう。さらに、スペースや生産点数などを理由に、店頭で手にできるレンタル品には限りがあります。一方でネットレンタルなら、場所や時間に縛られずさまざまなショップの商品をチェックできます。色や柄で検索すると、好みのデザインを絞り込んで比較して選ぶこともできます。振袖のサイズにおいても、ネットレンタルのほうが選択肢が多いでしょう。
レンタル品を指定の場所に届けてくれる
ネットレンタルで注文した商品は、指定の場所まで郵送してもらえます。レンタル品の多くは和装小物まで一式セットで借りられるプランが多いので、着付けをお願いしている美容室や会場などにまとめて送るよう手配しておくと、振袖を着る当日は少ない荷物で現地に向かうことができます。
アフターケアに悩まなくていい
購入した振袖に対する悩みの多くは、アフターケアです。クリーニング代が必要になるだけでなく、保管にも気を遣います。レンタル品であれば、基本的に着用した後そのまま返却できるプランになっています。サービス内容をよく確認して、アフターケア不要のものを選択肢としてチェックしてみてください。
振袖のネットレンタルのデメリット
手軽にたくさんのデザインをチェックできる振袖のネットレンタルですが、デメリットもあります。事前に知っておくことで後悔しないようにしましょう。
実際に試着できない・手に取れない
ネットレンタルの多くは、実際に着物に触れて試着できないことがデメリットとして挙げられます。洋服などと同様に、振袖もWebサイトに載っている写真の色や柄だけでは、品物のクオリティまではわかりません。「高級」などと謳われていても、現物を見るとチープな質感だったというケースも考えられます。
加えて、レンタルは基本的に試着ができないので、サイズを確認しにくいことも気をつけなければならないポイントです。寸法表記があったとしても、洋服と違ってフィット感をイメージしにくいものです。ネットレンタルのショップによっては郵送で試着ができるサービスを行っているところもありますが、申し込みから試着までのタイムラグがあるので注意が必要です。
ちなみにFURISODE DOLLでは、自分の代わりにスタッフが着物を着て、テレビ電話を通じてコーディネートを試すことができます。さまざまな身長のスタッフがいるので、自分の背丈に近いスタッフに着物を着用してもらうことで、自分の着用姿を具体的にイメージできるでしょう。ネットレンタルの利用が不安な方は、ぜひ検討してみてください。
小物をチョイスできないことがある
振袖の着付けには、重ね襟や帯、草履やバッグなど、たくさんの和装小物が必要です。ネットレンタルは一式まとめてセットで貸し出すというプランが多いので、細かい好みを反映できない可能性があります。どうしても気に入らない小物は自分で用意しても構いませんが、トータルの費用が上がってしまうこともあります。とことんコーディネートにこだわりたいなら、セット商品は向いているとは限りません。
着付け、ヘアメイク、撮影のサービスがないことも
実店舗を構えたレンタル品と比べると、ネットレンタルは着付けやヘアメイク、撮影のサービスが受けられないケースもあります。成人式の場合、着付けや撮影の業界は繁忙期になるので、自分で希望する予約日時を手配するのは簡単ではありません。また、式典会場から近い美容室は競争率が高い傾向にあります。できれば、着付け・ヘアメイク・撮影がセットになっているレンタルプランを探すほうが無難でしょう。
ネットレンタルで失敗しないためのチェックポイント
ネットレンタルのデメリットで挙げたような不安を払拭し、振袖選びを失敗しないためのチェックポイントをご紹介します。
振袖のサイズ
振袖のレンタル品の多くは、既に仕立て上がっている商品になります。振袖にはサイズがあるため、身長や手の長さ、胴回りといった自身のサイズと合うかどうかを確認しておきましょう。
気に入ったデザインの振袖でも、サイズ感が合わなければ綺麗に着こなすことができません。サイズが合うことを優先して選びましょう。
サイズ感についてわからない場合や、希望するレンタル品がお直し可能かどうかは、ネットレンタルの問い合わせ窓口などで確認してみてください。
振袖のデザイン
結婚式に参列する際の振袖は白地や黒地のものは避けるといったマナーはありますが、成人式の振袖は、基本的にタブーとされるデザインはないので自由に選んで構いません。デザインを自由に選べる反面、自分だけで振袖のネットレンタル品を選んでいると、知らず知らず顔映りの悪い色や柄を選んでしまうことがあります。店頭で店員にアドバイスをもらいながら選ぶ場合は、成人式にぴったりの柄や自分に似合う色のアドバイスを受けられるので安心ですが、ネットレンタルの場合は「自分に似合うデザインかどうか」を身近な人に相談し、客観的な意見を聞くことも大事です。
利用者の口コミ
実店舗なら店員の対応や雰囲気などでサービスの良し悪しを察することはできそうですが、ネットレンタルのサイトの画面上で品質を知るのは限界があります。できるだけネットレンタルの利用者の口コミを調べて、振袖のクオリティやサービスの内容、トラブル時の対応などの評価をチェックしてください。
「レンタル品の郵送が遅れた」「問い合わせへの返答がない」など、客観的にみてもショップに非があるような口コミがないかを確認し、信用度を測りましょう。
ネットショップのサービス内容
振袖とセットでレンタルできるアイテムの内容や、着付けやメイク、撮影などのオプションプラン、支払い条件といったサービス内容の確認も重要です。例えば、バッグや草履、足袋などの小物が別途料金になっていたり、着付けやメイクなどのオプションプランがなかったりするショップもあります。
また、支払い条件についてはレンタル品の郵送スケジュールに関連します。クレジット決済なら即日発送ですが、コンビニ決済や銀行振込などはショップが入金を確認してからでないと発送されないケースもあります。「他のショップがこうだから」といった思い込みを捨て、詳細を確認することが大切です。
レンタルのスケジュール
ネットレンタルにおいて、スケジュールをしっかり把握しておくことも大切なポイントです。
まず、振袖探しはなるべく早くから行動しましょう。豊富なラインナップのネットレンタル品でも、人気のあるデザインから貸し出されていきます。気になる商品をチェックしていても、申し込むまでに他の人に先に借りられてしまうこともあるでしょう。目安として、成人式の一年前くらいから探し始めると安心です。
また、レンタルできる期間も忘れずに確認してください。成人式の日はもちろん、記念写真の撮影時など自分が着たい日にもレンタルできるようスケジュールを調整しましょう。振袖の郵送も日数の余裕を持っておくのを忘れないようにしてください。
まとめ
振袖のネットレンタルは、たくさんのデザインを好きな時にチェックできることが大きなメリットです。振袖を手にとって選べないというデメリットもありますが、口コミの内容をしっかり見極めて、信用できそうなショップから素敵な振袖を探し出してください。
振袖&袴レンタルショップ・スタジオのTAKAZENのオンラインストアFURISODE DOLLでは、カテゴリー別にデザインをチェックできるので、たくさんの商品の中から好みのデザインに辿り着くことができます。万一、サイズが合わない場合でも、専任スタッフにテレビ電話で相談できるので安心です。また、オンライン限定の振袖クーポンがあるなどお得なサービスもあるので、内容をひとつずつチェックして振袖選びを楽しんでくださいね。
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