
COLUMN
成人式振袖・卒業式袴選びのお役立ちコラム
コラム2022/09/27
ママ振袖で特別な成人式にしよう!今っぽく着こなすコツと確認しておきたいポイント
母親や姉などから譲り受ける「ママ振袖(姉振袖)」は、家族の思い出を分かち合ったり、節約になったりといいところがいっぱいです。今っぽく着こなす工夫をすることで、人と被ることも避けられます。ママ振袖を着て成人式に出る時にどんな準備が必要か見ていきましょう。
成人式でママ振袖を着るメリット
ママ振袖とは、母親が未婚時代に着ていた振袖を受け継いで、子どもが着用することです。姉から受け継いだ場合は姉振袖と呼ぶこともあります。今回の記事では、母親や姉などの家族から受け継いだ振袖のことをまとめて「ママ振袖」と呼び、まずは成人式でママ振袖を着るメリットをご紹介します。
「家族の思い出」を着られる
ママ振袖は母親が成人式の時に着たものです。ママ振袖を受け継ぐことで、今の自分と同じ年頃の母親の姿を思い浮かべることができるでしょう。当時の写真を一緒に見て、母親の思い出話を聞くことができるかもしれません。母親にも娘時代があったのだと思うと、感慨深いものです。そのほかに、「祖母から受け継いだ」「姉も着用した」などというケースもあるでしょう。いずれのケースにおいても、ママ振袖を着用するのは家族の思い出を共有する素敵な機会になります。
振袖のデザインが被りにくい
現代とは振袖のデザインが異なる点も、ママ振袖のメリットと捉えられます。
振袖を扱うショップでは商品が豊富に取り揃えられている上に、小物などでも雰囲気を変えられるので、全く同じデザインになるケースはあまりないかもしれません。しかし、流行のデザインの振袖を選ぶと、他の人とコーディネートが似通ってしまう可能性もあります。ママ振袖の場合なら数十年も前にデザインされているので、現代の振袖と同じ着こなしになることが少ないでしょう。「他の人と被らないデザインが良い」という方にも、ママ振袖はおすすめできます。
成人式にかける予算を抑えられる
ママ振袖を選ぶメリットとして大きなポイントは、予算を抑えられることです。振袖の購入もしくはレンタルには数万円〜数十万円の費用がかかります。一方ママ振袖の場合は、肌襦袢や足袋などの小物類の準備やクリーニングなどのメンテナンス代と、着付けやヘアメイク、撮影などの料金だけで済むケースがほとんどです。
ママ振袖を今っぽく着こなすには?
ママ振袖は他の人と被ることが少ないのがメリットですが、少し古いデザインであることが気になるという方もいるでしょう。気になる場合は、購入やレンタルにかかる予算を抑えられる分アレンジに手をかけることで、今っぽく、そして自分らしく着こなすことも可能です。
帯や小物にトレンドを取り入れる
ヴィンテージデザインのママ振袖に、トレンド感のあるデザインの帯や小物を取り入れると今っぽく仕上げることができます。例えば、正統派のビジューやパールのついた重ね襟、レースの帯揚げ、大振りのリボンなど、近年流行しているアイテムを部分的に取り入れてみてください。
ママ振袖がオーソドックスなコーディネートで揃えられている場合は、反対色や幾何学模様の帯を組み合わせて新鮮な着こなしを楽しむこともできます。母親が着ていた振袖コーディネートを全てそのまま再現するのではなく、今の感性を取り入れて着こなしを楽しむことができるのは、ママ振袖ならではの特別な体験です。
メイクやヘアスタイルにこだわる
理想の振袖姿になるためには、自分がなりたいイメージを想像するところからはじまります。特にヘアメイクはトレンド感が出やすいのでこだわりたいポイントです。着物のヘアメイクには定番のアレンジがあるので、要望を伝えないと無難なスタイルにまとめられてしまい、一昔前のような振袖姿の印象になってしまうことがあります。そうならないためにも、ヘアメイクの担当者にきちんと好みを伝えて、自分の感性をしっかり反映させましょう。好みのメイクやヘアスタイルにこだわって、自分らしい振袖姿を楽しんでください。
ママ振袖を着る前に確認しておきたいポイント
ママ振袖を成人式に着ることにしたなら、事前に確認しておきたいポイントがいくつかあります。直前になって慌てないよう、スケジュールに十分な余裕を持ってチェックをしてみてください。
振袖の状態
まず、振袖を広げて隅々まで状態を確認してください。何年も保管しておいた振袖は、日焼けや虫食い、シミ汚れなどのダメージを起こしている場合もあります。状態が悪い場合は、着物を専門に取り扱う販売店やクリーニング店に早めに相談してください。お直しやクリーニングには洋服よりも時間がかかることが一般的です。目立った汚れがなくても、着用の前にはクリーニングをかけておくと気持ちよく着用できます。お直しやクリーニングには数ヶ月かかることもあるので、スケジュールには余裕を持っておきましょう。シミ汚れや日焼けがあると、せっかくのママ振袖を古めかしいものに見せてしまいます。事前の手入れを怠らずに、ダメージを感じさせない着こなしを心がけましょう。
サイズ感
振袖を綺麗に着こなすためには、サイズ感を合わせることが重要です。母親の娘時代と似た体型でも、腕の長さなどが親子の世代間で異なることがあります。実際に試着して寸法が合っているかを確認しておきましょう。できれば専門店に持ち込んで、プロの視点でチェックしてもらうと安心です。
サイズが少し違う場合は、そのままお直しの相談をお店で受け付けてもらうことも可能です。しかし身長差が大幅にある場合などはお直しが難しく、そもそもママ振袖を使えない場合もあります。慌てて購入やレンタルをしないで済むように、早めに確認しておきましょう。
着付けに必要なアイテム
振袖の着付けには、重ね襟や帯締めといったアイテム、腰紐や帯枕などの美しく着付けるための和装小物など、多くのものが必要になります。振袖や帯などのメインのアイテムはもちろん、細かいアイテムまで一つひとつチェックしましょう。事前に試着をしてみて、不具合がないかを確かめておくと安心です。また、現代はストレッチ性のある足袋や着心地の良い下着なども登場しているので、ママ振袖を快適に着こなすためにも調べておくことをおすすめします。
振袖店に持ち込む時のサービス内容
振袖店によっては、ママ振袖の持ち込みを受け付けている場合があります。着物の購入やレンタルをしなくても、サイズ確認やお直し、小物の補充やレンタルなどをお願いすることが可能です。
そのほか、ママ振袖の着付けやヘアメイク、撮影の手配をサポートしてくれるプランがある振袖店も存在しますので、自分で手配することに不安がある場合は利用を検討してみましょう。
なお振袖店によってサービス内容や料金が異なるので、早めに調べて連絡をすることをおすすめします。
まとめ
ママ振袖による成人式は、家族の思いを受け継ぐことができる素敵な機会です。振袖にかける予算を抑えられるだけでなく、他の人とコーディネートが被らないというメリットもあります。しかし、「ママ振袖を着るから安心」と準備を怠っていては、直前に慌てることになるので注意しましょう。振袖の状態やサイズ感の確認や着付け・ヘアメイクといった段取りなどをしっかり確認しておくことが大切です。
ママ振袖を今っぽくコーディネートしたいなら、ぜひ振袖&袴レンタルショップ・スタジオのTAKAZENに持ち込んでみてください。現代のトレンドに精通している専門のスタッフが、ママ振袖を活かした今っぽいコーディネートをアドバイスしています。草履やバッグなどの一部アイテムのレンタルや購入も可能で、着付け・ヘアメイク・撮影のプランもあります。ママ振袖で自分らしく成人式を迎えたいなら、ぜひ一度ショップスタッフに相談してみてください。
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