
COLUMN
成人式振袖・卒業式袴選びのお役立ちコラム
コラム2022/11/01
卒業式の髪型はどうする?袴スタイルに似合うおすすめアレンジをご紹介
卒業式に袴を着ようと決めたら、髪型にもこだわってみましょう。自分でアレンジせずにプロのヘアメイクさんに依頼する場合も、しっかり要望を伝えることが大切です。今回は、袴スタイルにどんなアレンジが似合うのか、おすすめの前髪や髪飾りなどをご紹介します。
卒業式の袴姿に似合う髪型は?

普段あまり着る機会のない袴には、どんな髪型を合わせると良いのでしょうか。卒業式という特別な一日ですから、晴れの日に相応しい華やかさや上品さもおさえておきたいところです。まずは、卒業式の袴姿に似合う髪型の基本のアレンジを見てみましょう。
はいからさん風「ハーフアップアレンジ」
袴姿に合わせる髪型といえば、はいからさん風の「ハーフアップアレンジ」です。耳から下の髪は下ろし、耳から上の部分の髪を上げてセットします。艶感のあるストレートなら古風で上品な印象になり、下ろした髪をウェーブにすればボリュームが出て華やかさが生まれます。
うなじが綺麗な「アップアレンジ」
「アップアレンジ」は髪をすべて上げるので、うなじが綺麗に見えるスタイルです。和服の定番のアレンジなので、クラシカルな雰囲気を大切にしたい時に向いています。顔まわりがスッキリするので、小顔効果も期待できるでしょう。
アクティブな印象の「ポニーアレンジ」
長い髪を一本に結んだ「ポニーアレンジ」は、動きに合わせて揺れる毛束がアクティブなイメージを表現してくれます。トップをタイトにまとめるとシャープな印象に、後れ毛を巻いてトップをふんわりと崩すと柔らかい印象になり、イメージに合わせて仕上げることができます。
クールビューティな「ダウンアレンジ」
カットへのこだわりをいかしたボブスタイルやショートヘアなら、まとめ髪やアップにせずあえて髪を下ろす「ダウンアレンジ」がおすすめです。髪の表面をピタッとおさえると、今っぽいクールな美しさを表現できます。
ゴージャスに決まる「サイドダウンアレンジ」
髪全体を編み込んで下ろす「サイドダウンアレンジ」は、華やかで大人っぽい雰囲気を表現できる髪型です。髪をまとめた部分と下ろした部分の両方に髪飾りを加えられるので、ゴージャスに盛ることができるでしょう。
アレンジ無限の「シニヨンアレンジ」
アップした髪をお団子にする「シニヨンアレンジ」は、かわいさも大人っぽさも演出できる髪型です。高めの位置でふんわりとお団子を作るとかわいらしい印象になり、お団子を頭の下の方でタイトにまとめるとしっとりとした大人な女性の雰囲気を演出できます。
【輪郭のタイプ別】おすすめの前髪
髪型で印象が大きく変わるポイントのひとつが前髪です。顔の輪郭のタイプ別に、おすすめの前髪をご紹介します。
丸顔さんにおすすめの前髪
かわいい印象の丸顔さんは、前髪あり・なしのどちらも似合います。丸顔の目安は、顔の横幅と縦の長さがおおよそ1対1の比率で、頬がふっくらとしていることです。
前髪を作る場合は、近年流行している「シースルーバング」や髪を斜めに下ろす「斜め前髪」など、おでこ部分が少し見えるようにしておくと、顔の縦のラインが生まれるのでバランスが取れます。
逆三角形型さんにおすすめの前髪
頭のハチが張っていて顎がシャープな逆三角形型さんには、「センター分け」や「斜め前髪」でおでこを出すのがおすすめです。おでこの丸みを出すことで、三角顎の知的でクールな印象を和らげる効果があります。ちなみに、重めに揃えたぱっつん前髪は頭のハチ部分が強調されるので、あまりおすすめできません。
卵型さんにおすすめの前髪
縦横のバランスが取れていて、ほどよく丸いシルエットの卵型さんは、どのような前髪も似合います。前髪を顔の中心で分けた「センター分け」や、おでこを出して前髪を捻って留める「ポンパドール」など、バランスの良い輪郭をしっかり見せるスタイルがおすすめです。
ベース型さんにおすすめの前髪
顔の横幅が比較的広く、エラが張っているベース型さんには、顔の縦の長さを強調する前髪が似合う傾向にあります。「かき上げ前髪」や「センター分け」でおでこを出すか、「シースルーバング」でおでこをほどよく出すスタイルがおすすめです。
袴姿の髪型に使える髪飾り
髪型だけでなく髪飾りの選び方によっても、顔まわりのイメージは変わります。和服の定番アイテムを使って和の雰囲気を楽しんだり、洋風のアイテムを組み合わせて新鮮な印象を演出したり、なりたい袴姿のイメージに合わせて髪飾りを選んでみましょう。
「水引」でモードなアレンジを
「水引」は、人と人をつなぐという意味が込められている縁起のいい和小物で、晴れの日にぴったりです。細い紐の中にワイヤーが入っているので、自在に形を決めることができます。タイトにまとめた髪に、流れるように水引をあしらったり、ポニーアレンジやサイドダウンなどで下ろした毛束を水引で結んだりして、モードなアレンジを楽しめます。
「組紐」で和風テイストをプラス
帯締めなどにも使用される「組紐」の髪飾りも人気です。花結びや蝶々結びなど、水引のように扱うことができます。組紐は水引よりもボリューム感があるので、和テイストをより大胆に楽しむことができるでしょう。
「金箔・銀箔」で特別感を
近年、袴や振袖に合わせる髪型に「金箔・銀箔」を貼り付けるアレンジが流行しています。ワックスやジェルでウエットに仕上げた髪に直接乗せるため、ショートやボブなどの短い髪にも施すことができます。動くたびにキラキラと輝き、袴姿に特別な華やかさを加えることができるでしょう。
「パールピン」でフォーマル感アップ
ヘアピンのトップに真珠モチーフをつけた「パールピン」は、卒業式に相応しいフォーマル感のあるアイテムです。アップアレンジでボリュームを出した部分に数本散りばめるだけでも、品の良い華やかさが生まれます。
「リボン」でキュートに
洋風のアイテムである「リボン」の髪飾りを袴姿に合わせると、和洋の文化が融合した大正ロマンの雰囲気を演出できます。リボン結びを添えるだけでなく、髪に編み込んだりポニーアレンジの束に巻きつけたりと、さまざまなアレンジに使える髪飾りです。
「生花」でナチュラルな印象に
フレッシュな「生花」をヘアアレンジに取り入れると、ナチュラルでやさしい印象が生まれます。みずみずしい質感や柔らかな香りは、造花にはない特別感があります。生の花は保存しておくことができないので、卒業という特別な一日の思い出としてもぴったりです。
ただし、生花を髪飾りにするには特別な処理が必要なので、依頼先に取り扱い可能かどうかを事前に確認しておきましょう。
「ドライフラワー」でかわいい印象に
落ち着いたカラーの「ドライフラワー」は、近年流行しているくすみカラーやアンティークテイストの袴スタイルに似合う髪飾りです。時間をかけて生の花をドライ加工しているので、造花とは違った儚げなかわいさがあります。ドライフラワーなら、卒業式シーズンに咲いていない花も使えるという点もメリットです。
まとめ
人生の節目として、卒業式に普段着ることのない袴で出席すると、より特別感を味わうことができます。せっかくですから、袴選びはもちろん、髪型にもこだわってコーディネートの満足度を上げましょう。イメージ通りの仕上がりにするためには、ヘアアレンジを担当するスタイリストに自分が理想とする髪型をしっかり伝えておくことが大切です。
振袖&袴レンタルショップ・スタジオTAKAZENのWebサイトのヘアカタログでは、たくさんの髪型の写真が掲載されています。レトロやモード、キュート系など、なりたいイメージで絞り込むこともできるので、ぜひ参考にしてみてください。
人気の記事
- 成人式・卒業式の振袖・袴レンタルなら【TAKAZEN】トップ
- お役立ちコラム
- 卒業式の髪型はどうする?袴スタイルに似合うおすすめアレンジをご紹介